本ブログでは、山田五郎氏による「西洋絵画史入門」の書籍をご紹介している。
なお、氏によるわかりやすい解説は、YouTubeの「山田五郎 オトナの教養講座」でもご覧になれる。
その番組で、西洋絵画について語った動画を書籍化したものを今回ご紹介しよう。
「『山田五郎 オトナの教養講座』 世界一やばい西洋絵画の見方入門 山田五郎(著)宝島社 以下本書という」である。
『山田五郎 オトナの教養講座』 世界一やばい西洋絵画の見方入門
本書の特徴は以下の通りである。
「ムンクの『叫び』は何を叫んでいるの?」「ミレーの『落穂拾い』はなんで落ちた穂を拾っているの?」など 名画の気になる疑問を山田五郎氏が愉快に解説。
面白くて教養もつくと大人気(登録者数43万超 2022年8月現在)のYouTubeチャンネル「山田五郎 オトナの教養講座」待望の書籍化です。
人物相関図&年表付で、各画家を時系列でまとめてあるので西洋絵画史の流れがわかりやすく、動画とも連動。
西洋絵画初心者からファンまで幅広く楽しめる一冊です。Amazonの本書の紹介ページ
本書では、西洋美術史の大まかな流れがわかるように、それぞれの画家が活躍した年代順に並べてある。
動画を視聴する際の索引としても利用できる。
なお、「絵画の見方」は、人それぞれである。
ただし、氏は専門家ではないものの、もともとは、西洋美術史を学んでおられた氏の解説は本当に面白い。
筆者もたまには美術館を訪れるものの、絵画をなんとなく鑑賞していることが多い。
しかし、作品は、作者の思いがこもったいわば結晶である。その作品が製作された時代背景や経緯などを知っておくのはより作品を楽しむのに大いに役立つ。
本書で、西洋絵画をもっと楽しむきっかけとしたらいかがだろう。
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