Excel VBA入門(3)プロパティ(その1)

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プログラミング 学び

本ブログでは、Excel VBAの基本文法をご紹介している。

今回から「プロパティ」について見ていこう。

オブジェクトの属性を表す

プロパティは、「オブジェクトの属性を表すもの」である。

属性とは、オブジェクトが持つ情報である。

プロパティは、オブジェクトごとに様々なものが用意されている。

また、オブジェクトのプロパティの値を取り出すことを、「取得する」といい、変更することを「設定する」という。

オブジェクトのプロパティを指定するには、オブジェクト名の後に「.」(ピリオド)を入力し、続けてプロパティ名を記述する。

プロパティの値を取得する

オブジェクト.プロパティ名

セルA1の値を取得する

Range(“A1”).value

シートが下図の場合は、それぞれのプロパティの値は下表のようになる。

Rangeオブジェクトのプロパティ例

属性プロパティ名上図の場合の値取得・設定の可否
セルの値Value10取得・設定
セル番地Address取得のみ可
行番号Row1取得のみ可
列番号Column1取得のみ可

プロパティに値を設定する

オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値

セルA1に値「100」を設定する

Range(“A1”).Value = 100

なお、プロパティには値を設定できないものもあるので注意が必要である。

参考)Excel マクロ&VBA [実践ビジネス入門講座]【完全版】 第2版  国本温子(著)SBクリエイティブ

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