前回までは、あらかじめ用意された管理者ユーザ(root)を利用してきた。
セキュリティを考えれば、rootユーザを日常的に利用することは好ましくない。
今回は、先回作成したbasicデータベースを操作するためのmyuserユーザを作成しよう。
まずは、mysqlクライアントを起動しよう。
PS C:\Users\vint> mysql -u root -p
Enter password: ******
新規のユーザを作成する
CREATE USER myuser@localhost IDENTIFIED BY ‘12345’;
と入力して、Enterキーを押す。
パスワードが「12345」であるmyuserユーザを作成する。
mysql> CREATE USER myuser@localhost IDENTIFIED BY '12345';
Query OK, 0 rows affected (0.31 sec)
作成したmyuserユーザにbasicデータベースに対するすべての権限を与えよう。
GRANT ALL ON basic.* TO myuser@localhost;
と入力して、Enterキーを押す。
mysql> GRANT ALL ON basic.* TO myuser@localhost;
Query OK, 0 rows affected (0.10 sec)
新規に作成したユーザでログインし直すため、いったんmysqlクライアントを終了しよう。
mysql> exit;
Bye
先ほど作成したmyuserユーザでmysqlクライアントを起動しよう。
PS C:\Users\vint> mysql -u myuser -p
Enter password: *****
アクセス権限のあるbasicデータベースにアクセスしよう。
USE basic;
と入力して、Enterキーを押す。
mysql> USE basic;
Database changed
「Database changed」が表示されれば成功である。
今回は、ここで、mysqlクライアントを終了しよう。
mysql> exit;
Bye
PS C:\Users\vint>
(参考)3ステップでしっかり学ぶ MySQL入門 [改訂第3版] 山田奈美(著)山田祥寛(監修)技術評論社
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