学び直しに最適な時期はない。思い立ったが吉日なのである。
筆者のような文系人間は、理科については、中学・高校で学んで以来、縁遠くなってしまっていた。
そこで、手軽に「中学理科」が学び直しできる書籍をご紹介しよう。
「発展コラム式 中学理科の教科書 改訂版 生物・地球・宇宙編 滝川 洋二 (編集), 石渡 正志 (編集) 講談社 」である。
発展コラム式 中学理科の教科書 改訂版 生物・地球・宇宙編
本書の特徴は以下の通りである。
世界標準の理科の内容を押さえた一話読み切り型のコラム教科書。
大人の科学教養も身につくと大好評の既刊に最新情報をアップデート!Amazonの本書の紹介ページより
高校理科の理解を基にする読み物では、難しいことが多い。そこで、中学理科をベースにして、そこから発展させた科学の様々な話題なら中高生はもちろん、社会人にとっても読みやすいものとなる。
このようなコンセプトで編まれた本書は、ほんとうにわかりやすい。
ニュースなどで耳にして、知っているつもりだったけれど、いざ確認してみると、意外にあいまいだった知識はたくさんあった。
そういう意味では、特に、「地震のしくみ」を興味深く読むことができた。
なお、本書は、新書版サイズなので、携帯も容易である。
しかも、電車に乗る間、お昼休みなどに一つの項目が読み切れる分量である。
本書で「中学理科」の学び直しを始めてみてはいかがだろう。
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