人体を理解すれば薬がわかる!「ぜんぶわかる人体解剖図」

スポンサーリンク
ぜんぶわかる人体解剖図 登録販売者

筆者の住む愛知県では、登録販売者試験は9月初旬である。
そろそろ、追い込み時期となってきた。
登録販売者試験試験では、当たり前だが、薬の問題は確かに多い。しかし、人体の問題も出題される。

「人体を理解して、薬の理解につなげよう。」ということで、今回は「人体」についての書籍を紹介しよう。

ぜんぶわかる人体解剖図―系統別・部位別にわかりやすくビジュアル解説 坂井 建雄 、 橋本 尚詞 (著) 成美堂出版 以下本書という」である。

ぜんぶわかる人体解剖図

本書の特徴は以下の通りである。

解剖生理学入門の決定版!
人体各部のしくみと働きを、解剖学を中心に、人体の機能を研究する生理学も交えて、初心者でもわかりやすいようにビジュアル解説。
1章では系統ごとに見ていき、2~5章まではからだの部位別に、見開き1テーマで構成。
精緻なイラストと豊富な解説で立体的に理解できる。

Amazonの本書の紹介ページ

例えば、登録販売者試験のテキストでは、「リンパ系」の説明として、「リンパ系は、血管系とは半ば独立した循環系として存在しており、リンパ液が循環しています。」と説明されている。
次いて、「リンパ液」、「リンパ管」と「リンパ節」が表形式で解説されている。
ところが、図解の掲載がないので、今一つ理解できないのである。

そんなとき、本書の「全身のリンパ系」と「リンパ組織のしくみ」のページを開くと、「全身のリンパ管の走行」、「リンパ管とリンパ節」、「リンパ節の構造」がそれぞれ図解されており、非常にわかりやすい。

本書は、もともと、医学を志す方向けの書籍である。したがって、すべてを読んで理解する必要はない。テキストを読んで、理解が難しいとかイメージがわかないなどの場合に必要に応じて参照すればいいだろう。

本書を有効に活用して、「登録販売者試験」の準備をすすめていただきたい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました