基本情報技術者試験対策(91)「情報セキュリティ(15)VPN接続・クラウドサービス」

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IT系

 VPN接続

遠隔地から社内ネットワークにアクセスする際などに使う接続方式である。 一般的には、社内ネットワークのDMZ上にVPN サーバを配置しておき、従業員は、自宅の情報機器からVPN接続用ソフトウェアを用いてVPNサーバへアクセスします。これにより、あたかも社内ネットワークに直接接続しているかのように、社内のサーバなどを利用できる。

関連する用語は、以下の通りである。

VDI(Virtual Desktop Infrastructure:仮想デスクトップ基盤)

通常は、情報機器が行う処理を、サーバ上の仮想環境上で行い、情報機器にはその画面だけを転送する方式である。アプリケーションデータなどはすべてサーバ上にあり、利用者の情報機器にはないことによるメリットは、以下の通りである。

  • 情報機器の管理を、個人任せにせず、サーバ側で統括して行える。そのため、最新のマルウェア定義ファイル・セキュリティパッチを速やかに適用でき、抜け漏れを防げる。 
  • 情報機器にはデータが入っていないため、紛失・盗難があっても情報漏えいを防げる。

モバイルルータ

持ち運びできる小型のWi-Fiルータである。 ノートPCなどの情報機器を外出先でインターネット接続する際などに用いる。

BYOD

個人所有 (私物)の情報機器を業務で利用することである。 メリットは、企業がPC・スマホなどの情報機器を購入せずに済むため、コストを削減できることである。 また、 利用者は、使い慣れた機器で仕事ができるため、仕事の生産性や効率が向上する。

一方で、デメリットは、私物の情報機器で業務上の情報を扱うため、機器を外部へ持ち出した際に、誤って情報が漏えいする危険性が増大することである。 BYODを導入するのであれば、それに対応したルールづくりが必要である。

クラウドサービス

自前でサーバ・ソフトウェアを用意しなくても、インターネット経由でそれらを使えるサービスです。クラウドサービスの特徴は、以下の通りである。

  • 初期費用や保守運用費用を抑えられる。
  • インターネット経由のため、反応速度が遅く、 また、情報漏えいのリスクがある。
  • 既存システムとの連携が少なく、利用期間が短い業務を早期に導入したい場合に活用する。

すべてが自前であるオンプレミスと、クラウドのサービスを利用する部分に応じて、SaaS・PaaS・laaSがある。このうち、クラウドサービス部分についてはクラウド事業者に運用管理責任がある。

SaaS

アプリケーションソフトウェア) をサービスとして提供する方式です。利用者は、インフラ・プラットフォームに加え, アプリケーションを導入・設置することなく、アプリケーショ ンを利用できる。 アプリケーションの例は、Web ブラウザ上で閲覧できるメールソフトスケジュール管理ソフトである。

PaaS

アプリケーションを稼働させるための基盤プラットフォーム)をサービスとして提供する方式です。 利用者は、インフラに加え、プラットフォーム(OS・ミドルウェア)を導入・設置することなく、プラットフォームを利用できます。

laaS

インフラ(サーバ・CPU・ストレージなどのハードウェア)をサービスとして提供する方式である。 利用者は、 何もインストールされていない仮想マシンを提供され、インフラを導入設置し、利用できる。 インフラの例は、仮想マシン・仮想OSである。

オンプレミス

自組織の設備内に、サーバを導入・設置し、自社運用する方式である。

参考
 情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者[科目B]第4版 橋本 祐史 (著) 翔泳社


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