基本情報技術者試験とは
「基本情報技術者試験」は、情報処理推進機構(IPA)が実施し、経済産業省が認定する国家試験である。
ITエンジニアとしてキャリアをスタートする方のIT基礎力を問う試験で、「ITエンジニアの登竜門」と言われる。IT系人材として必須の国家資格なのである。
試験概要
実施方式がCBT方式となり、1年間を通して設定される受験日から自分で都合のよい日を選んで受験できる。
※CBT(Computer Based Testing)方式とは、試験会場に設置されたコンピュータを使用して実施する試験である。
試験内容
「基本情報技術者試験」の試験範囲は、IPAのWebサイトに掲載されているシラバスに明記されている。
試験は、「科目A」で、知識を問う小問題と、「科目B」で、技能を問う小問題に分けて行われる。
「科目A」と「科目B」の試験を同じ日に受験して、両方の試験で合格基準を満たすことで、基本情報技術者試験に合格となる。
今回は、基本情報技術者試験のテキストを比較してみよう。
合格教本 | キタミ式 | かやのき先生 | いちばんやさしい | |
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特徴 | 出題分野を体系的に幅広く網羅し、側注付きで理解しやすいテキスト | すべての用語をイラストベースでわかりやすく解説したテキスト | やさしいオールインワンタイプのテキスト&問題集 | 多くの図版を用いた、とことん丁寧な解説と、繰り返し何度も出題されている頻出の過去問(384問)を掲載 |
体裁 | A5判 | A5判 | A5判 | A5判 |
ページ数 | 592ページ | 816ページ | 576ページ | 752ページ |
おすすめ読者 | 出題範囲を体系的にきちんと理解しながら学習したい受験者 | 基本情報技術者試験受験者・現状の試験本では、難しいと考えている人 | 出題範囲を体系的にきちんと理解しながら学習したい受験者 | ITの知識がまったくない、未経験者や学生、新社会人の方々 |
読者特典 | 1660問の科目A問題+32問の科目B問題を収録した過去問演習Webアプリ | ①厳選英略語100暗記カード ②試験直前用「重要用語虎の巻」 | ||
赤シート | ー | ー | 対応(付属) | 対応(付属) |
備考 | 章ごとに色分け印刷 | サポートサイト(過去問題) | 科目B対策ページ大増量 | 万全の読者サポートを用意(サポートサイト) |
出版社 | 技術評論社 | 技術評論社 | 技術評論社 | SBクリエイティブ |
基本情報技術者試験の「科目A」の試験範囲は広い。そのため今回ご紹介した書籍に限らず、対策書は大部になってくる。そして、その大半が、「科目A」の解説に充てられている。
なお、「科目B」は、深い内容が問われる。ポイントは「疑似言語」となる。今回ご紹介した書籍でもその対策はできるものの、できれば、「科目B」専用の対策書で準備をしておきたい。
これから新しいことを始めてみたい方は、この記事を参考に「基本情報技術者試験」の勉強を始めてみてはいかがであろうか。
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