FP3級対策(ユーキャンのテキスト編)

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FP(試験科目)

ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)とは

ファイナンシャル・プランニングとは、個人のライフプラン実現のために、税金・保険・年金などの幅広い知識で、その設計を行うことである。そして、ファイナンシャル・プランニング技能士(以下FPという)は、ファイナンシャル・プランニング技能検定に合格した方が称することができる国家資格である。詳しくは下記の情報を参照してほしい。

社会人向け啓発冊子(個人資産相談業務編)『夢をかなえる資格  ファイナンシャル・プランニング技能士』(WEB版)

ファイナンシャル・プランニング技能検定3級について

ファイナンシャル・プランニング技能検定には学科試験実技試験がある。このうち3級(学科・実技)は、1月、5月、9月に実施される。また、学科試験と実技試験は同じ日に受験できる。学科試験は、6分野(ライフプランニングと資金計画、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業継承)から出題される。出題形式はマークシート60問。60点満点で36点以上の正解で合格である。
実技試験は選択科目方式になっており、受検申請の際に選択科目(業務)を選択する。
出題形式は、実施機関によって異なる。このうち、金融財政事情研究会(以下金財という)は事例形式5題。50点満点で30点以上の正解で合格である。
合格証書を取得するためには、「学科試験」と「実技試験で選択した科目(業務)の一つ」を受検し、両方の試験に合格することが必要。
なお、学科試験あるいは実技試験のいずれか一つの合格者には一部合格証書が発行される。

詳しくは、金財のサイトで確認してほしい。

「ユーキャンのFP3級 きほんテキスト」で最短準備しよう

32日で完成! ’22~’23年版 ユーキャンのFP3級 きほんテキスト」は、32日で合格を目指せるように工夫されたテキストである。

幅広い出題範囲を効率よく学習するには、ムリのない学習計画が大切。32日という限られた日数で、1日分の学習量を10ページ前後と細かく区切ることで「やる気を切らさない」しくみを取り入れている。

毎日の学習の終わりには○×形式の練習問題がついている。問題に取り組むという作業が加わることで、知識をひたすらインプットするよりも理解を深めることができる。

巻頭には学習した日付を書き込めるカレンダーがついている。学習の進度の確認とやる気アップのための、ちょっと役立つ付録である。

合格に必要なポイント

合格に必要なポイントは、試験範囲のすべてをできるだけ早く確認しておくこと。そして、暗記が必要な箇所は何度でも見直すこと。例えば、6つの係数は、「ライフプランニング」の始めの方で出てくるが、何度も確認することで、必ず得点源にできる。

終価係数・・・現在の資金を複利運用したら、将来いくらになるのか終価)を求める。

現価係数・・・将来の目標金額のために現在いくら必要か現価)を求める。

年金終価係数・・・毎年の積立額(年金形式)から、将来の元利合計終価)を求める。

減債基金係数・・・将来の目標金額のために必要な毎年の積立額を求める。

資本回収係数・・・現在の額を運用しながら、受け取れる年金額や住宅ローンなどの借入金に対する利息を含めた毎年の返済額を求める。

年金現価係数・・・希望する年金額を受け取れるために必要な年金原資や住宅ローンなどの年間のローン返済額から借入可能額を求める。

あとは、問題演習を繰り返す。問題集については、別の機会に取り上げることにしよう。

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