世界史を学ぶ意義は、単に受験のためだけではないと思う。
今を生きる我々は、人類の歴史で最も新しい「今」を生きている。そして、もちろん、過去の歴史とつながっている。未来を予知することはできないが、過去の出来事を振り返り、そこから学ぶことはできる。
今回は、手軽に「世界史」が概観できる本をご紹介しよう。
社会人の方で、学生時代に世界史を多少は勉強したが、もう一度内容を確認したいときなどに役立ちそうである。
「2時間でおさらいできる世界史 祝田 秀全(著) 大和書房 以下本書という 」である。
2時間でおさらいできる世界史
本書は、語り口調で読み易い。もちろん、始めから読み進めて世界史の流れをつかむもいいだろう。
目次からご自分の興味のある箇所から読み進めることもできる。
なお、本書は、文庫本となっており、どこでも持ち運んで読むことができる。
今(現代)から過去(歴史)を見直したとき、新たな「気づき」が生まれ「未来」を考えることができる。「世界史」を学ぶ意義は大いにある。
本書で「世界史」を学ぶきっかけにしていただければ幸いである。
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