基本情報技術者試験の公開問題を解こう!(令和5年度・科目A)(14)「エッジコンピューティング」

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IT系

基本情報技術者試験の令和5年度の公開問題を解こう。

今回のテーマは、「エッジコンピューティング」である。

問4  エッジコンピューティングの説明として、最も適切なものはどれか。

ア  画面生成やデータ処理をクライアント側で実行することによって、Web アプリケーションソフトウェアの操作性や表現力を高めること
イ  データが送信されてきたときだけ必要なサーバを立ち上げて、処理が終わり次第サーバを停止してリソースを解放すること
ウ  複数のサーバやPC を仮想化して統合することによって一つの高性能なコンピュータを作り上げ、並列処理によって処理能力を高めること
エ  利用者や機器に取り付けられたセンサなどのデータ発生源に近い場所にあるサーバなどでデータを一次処理し、処理のリアルタイム性を高めること

正解:エ

エッジコンピューティング(Edge Computing)」とは、コンピュータネットワークの周縁(エッジ)部分でデータを処理するネットワーク技術です。従来のクラウドコンピューティングでは、全ての情報をクラウドに集約しクラウド上の高性能サーバーでデータ処理を行います。これに対しエッジコンピューティングでは、データ加工や分析など一部の処理をネットワーク末端のIoTデバイス、あるいはその周辺領域に配置したサーバーで行い、加工されたデータのみをクラウドに送信します。不要な通信を避けることで通信遅延やネットワーク負荷の低減などを実現します。
(NECソリューションイノベータのWebサイトより引用)

ア リッチクライアントに関する記述である。

イ サーバレスアーキテクチャに関する記述である。

ウ グリッドコンピューティングに関する記述である。

エ 正解。

参考
令和07年 基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集 山本 三雄 (著) 技術評論社

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