基本情報技術者試験の公開問題を解こう!(令和5年度・科目A)(5)「ACID特性」

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IT系

基本情報技術者試験の令和5年度の公開問題を解いてみよう。

今回のテーマは、「ACID特性」である。

問7 トランザクションが、データベースに対する更新処理を完全に行うか、全く処理しなかったかのように取り消すか、のどちらかの結果になることを保証する特性はどれか。

ア  一貫性(consistency)
イ  原子性(atomicity)
ウ  耐久性(durability)
エ  独立性(isolation)

正解:イ

ACID特性(Atomicity Consistency Isolation Durability)とは
関連する複数の処理を一つの単位として管理するトランザクション処理に求められる4つの特性 “Atomicity”(原子性)、“Consistency” (一貫性)、“Isolation”(独立性)、“Durability”(耐久性)の頭文字をつなぎ合わせたもの。
(IT用語辞典 e-Wordsより)

Atomicity(原子性)
一連の処理がすべて実行されるか、まったく実行されないかのどちらかになることを保証する性質である。

Consistency(一貫性)
トランザクションにより、データの矛盾が生じない。

Isolation(独立性)
複数のトランザクションが処理されるとき、お互いの処理が干渉してはならない。

Durability(耐久性)
トランザクション完了後、その成果が記録されて、失われることがない。

参考
IT用語辞典 e-Words
令和07年 基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集 山本 三雄 (著) 技術評論社 

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