「=」演算子では、特定の値にピッタリ一致したレコードだけを抽出する。
しかし、値の一部が一致するレコードを抽出したい場合もあるだろう。
このとき、「=」演算子の代わりにLIKE演算子を使う。
このようにLIKE演算子を利用して部分的に一致するレコードを抽出することを「あいまい検索」と呼ぶ。
それでは、実際に操作してみよう。
まずは、mysqlクライアントを起動しよう。
PS C:\Users\vinta> mysql -u root -p
Enter password: *****
続いて、basicデータベースに移動しよう。
mysql> USE basic;
Database changed
あいまい検索を実行しよう
scheduleテーブルから、subjectフィールドの件名が、「WINGS」で始まるレコードを表示しよう。
以下の通り、入力しよう。
なお、このbasicデータベースには、scheduleテーブルにあらかじめレコードが登録してある。
mysql> SELECT uid,subject,pdate,memo FROM schedule
-> WHERE subject LIKE 'WINGS%';
以下の通り、表示されれば、成功である。
mysql> SELECT uid,subject,pdate,memo FROM schedule
-> WHERE subject LIKE 'WINGS%';
+---------+-----------------+------------+------------------+
| uid | subject | pdate | memo |
+---------+-----------------+------------+------------------+
| yyamada | WINGS会議 | 2024-06-25 | 配布プリント持参 |
| yyamada | WINGSメンバ面接 | 2024-08-05 | NULL |
| nkakeya | WINGS会議 | 2024-06-25 | 事前に会場準備 |
| ssuzuki | WINGS会議 | 2024-06-25 | ファイル持参 |
+---------+-----------------+------------+------------------+
4 rows in set (0.01 sec)
今回は、ここまでである。mysqlクライアントを終了しよう。
mysql> exit;
Bye
PS C:\Users\vinta>
(参考)3ステップでしっかり学ぶ MySQL入門 [改訂第3版] 山田奈美(著)山田祥寛(監修)技術評論社
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