知財検定

知財検定まとめノート31「著作権法(8)著作権侵害と救済」

本稿は、「知的財産管理技能検定(知財検定という)」の3級の出題範囲の頻出論点をまとめたものである。著作権侵害とは著作権法では、著作者の権利を侵害する行為は、著作者人格権の侵害と著作(財産)権の侵害に大別できる。著作者人格権の侵害では、公表権...
知財検定

知財検定まとめノート30「著作権法(7)著作隣接権」

本稿は、「知的財産管理技能検定(知財検定という)」の3級の出題範囲の頻出論点をまとめたものである。著作隣接権とは著作権法では、創作こそしていないものの、著作物を広く社会に伝える際に一定の関与をしている者などに、著作隣接権を認めている。著作権...
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知財検定まとめノート29「著作権法(6)著作権の制限」

著作権者は、著作(財産)権に基づいて、他人が無断で、著作物を使用する行為を禁止することができる。しかし、あらゆる面で禁止すると、多くの人の社会生活に不都合が生ずるおそれがある。そこで、社会全体の利益と、権利者の利益の双方を比較考量して、一定...
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知財検定まとめノート28「著作権法(5)著作権の発生と存続期間」

本稿は、「知的財産管理技能検定(知財検定という)」の3級の出題範囲の頻出論点をまとめたものである。著作権の発生と存続期間著作物を創作すると、著作者には著作人格権と著作(財産)権が自動的に発生する。(著作権法17条)著作者人格権は、著作者の一...
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知財検定まとめノート27「著作権法(4)著作(財産)権」

本稿は、「知的財産管理技能検定(知財検定という)」の3級の出題範囲の頻出論点をまとめたものである。著作(財産)権著作(財産)権とは、「著作物を創作した者の経済的利益を保護するための権利」である。複製権著作者は、その著作物を複製する権利を専有...
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知財検定まとめノート26「著作権法(3)著作者人格権」

本稿は、「知的財産管理技能検定(知財検定という)」の3級の出題範囲の頻出論点をまとめたものである。著作者の権利著作者は、著作者人格権と著作(財産)権を有する。行政庁への出願、登録などの手続きを必要とせず、著作物を創作すると無方式でこれらの権...
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知財検定まとめノート25「著作権法(2)著作者」

著作者とは著作者とは、著作物を創作する者をいう。(著作権法2条1項2号)単に資金提供しただけの人や作業を手伝っただけの人は、著作物を創作していないので著作者とはならない。共同著作物共同著作物とは、2人以上の者が共同して創作した著作物であつて...
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知財検定まとめノート24「著作権法(1)目的と著作物」

本稿は、「知的財産管理技能検定(知財検定という)」の3級の出題範囲の頻出論点をまとめたものである。著作権法の目的著作物並びに実演、レコード、放送及び有線放送に関し著作者の権利及びこれに隣接する権利を定め、これらの文化的所産の公正な利用に留意...
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知財検定まとめノート23「その他の条約」

本稿は、「知的財産管理技能検定(知財検定という)」の3級の出題範囲の頻出論点をまとめたものである。TRIPS 協定TRIPS協定とは、知的財産権の包括的な保護に関する条約である。パリ条約の三大原則の一つである「内国民待遇」が採用されている。...
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知財検定まとめノート22「特許協力条約(PCT)」

本稿は、「知的財産管理技能検定(知財検定という)」の3級の出題範囲の頻出論点をまとめたものである。特許協力条約(PCT)とは特許協力条約(PCT)は、発明の保護を目的として、一つの特許出願を多数国への特許出願として扱う「国際出願」という制度...