今回は、mysqlクライアントからデータベースを作成してみよう。
さらに、作成したデータベースの削除や確認方法もご紹介しよう。
なお、本記事は、ノートパソコン(AMD Ryzen 5 7520U with Radeon Graphics 2.80 GHz、メモリ8.00 GB)のWindows 11 Home(23H2)で検証を行った。
データベースの作成
まずは、先回の復習から。mysqlクライアントを起動しよう。
PS C:\Users\vint> mysql -u root -p
Enter password: ******
「sample」という名前のデータベースを作成しよう。
CREATE DATABASE sample;
と入力して、Enterキーを押す。
mysql> CREATE DATABASE sample;
Query OK, 1 row affected (0.08 sec)
データベースが正しく作成できた場合は、成功メッセージ(Query OK,…)が表示される。
sampleデータベースが作成されたことを確認しよう。
SHOW DATABASES;
と入力して、Enterキーを押す。
mysql> SHOW DATABASES;
+--------------------+
| Database |
+--------------------+
| information_schema |
| mysql |
| performance_schema |
| sample |
| sys |
+--------------------+
5 rows in set (0.11 sec)
「sample」が含まれていれば成功である。
それでは、作成した「sample」データベースを削除しよう。
DROP DATABASE sample;
と入力して、Enterキーを押す。
mysql> DROP DATABASE sample;
Query OK, 0 rows affected (0.03 sec)
データベースが正しく削除できた場合、成功メッセージ(Query OK,…)が表示される。
次に、「basic」というデータベースを作成しよう。
CREATE DATABASE basic;
と入力して、Enterキーを押す。
mysql> CREATE DATABASE basic;
Query OK, 1 row affected (0.01 sec)
データベースが正しく作成できた場合は、成功メッセージ(Query OK,…)が表示される。
それでは、「basic」データベースが作成されたことを確認しよう。
SHOW DATABASES;
と入力して、Enterキーを押す。
mysql> SHOW DATABASES;
+--------------------+
| Database |
+--------------------+
| basic |
| information_schema |
| mysql |
| performance_schema |
| sys |
+--------------------+
5 rows in set (0.00 sec)
「sample」が削除され、「basic」が含まれていれば成功である。
mysqlクライアントを終了するには、
exit;
と入力して、Enterキーを押す。
(参考)3ステップでしっかり学ぶ MySQL入門 [改訂第3版] 山田奈美(著)山田祥寛(監修)技術評論社
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