基本情報技術者試験対策(81)「情報セキュリティ(5)なりすまし」

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IT系

メールアドレスのなりすまし

メールアドレスのなりすましにより、標的型攻撃メールBECの被害に遭うリスクがある。
BEC(Business Email Compromise:ビジネスメール詐欺)は、取引先や経営者になりすました偽メールで送金などを指示し、企業から金銭を騙し取るサイバー攻撃である。

メールアドレスのなりすましへの対策

メールアドレスのなりすましへの対策は、以下の通りである。

  • メールアドレスをよく見る。
  • なりすましのメールアドレスの出題例は、以下の通りである。
    • (例)普段使われているメールアドレス: YYYY@interior-bsha.com
    • (例)なりすましのメールアドレス  : YYYY@interiar-bsha.com
  • 「メールが不審である」 と気付けるかを確認するために、組織で標的型攻撃訓練を行う。

URL のなりすまし

URLのなりすましにより、フィッシングスミッシングの被害に遭うリスクがある。
スミッシング(Smishing)は、SMS(ショートメッセージサービス)とフィッシングを組み合わせた造語で、宅配業者や金融機関を装った偽のSMSを送り、偽サイトへ誘導して個人情報やクレジットカード情報を盗む詐欺手法のこと。

URLのなりすましへの対策

URLのなりすましへの対策は、以下の通りである。

  • URLをよく見る。
  • Webブラウザのブックマーク(お気に入り)から目的の Webサイトにアクセスする。
    SEOポイズニングへの対策にもなる。
    SEOポイズニング(SEO Poisoning)は、検索エンジンのアルゴリズムを悪用し、不正なWebサイトを検索結果の上位に表示させるサイバー攻撃手法のこと。
  • プロキシサーバのURLフィルタリング機能を使う。 
  • ただし、URLフィルタリングのリストに登録する前に、なりすましをされたURLに利用者がアクセスすれば、被害に遭う。

本人へのなりすまし

攻撃者が利用者本人になりすましをした場合、 標的型攻撃メールBECの被害に遭うリスクがある。
BEC(Business Email Compromise:ビジネスメール詐欺)は、取引先や経営層になりすました偽メールで、企業の従業員を騙し、金銭を不正に海外口座などへ送金させる詐欺手口である。

本人へのなりすましへの対策

本人へのなりすましへの対策は、以下の通りである。

  • メール送信者のなりすまし対策として、メールとは別の手段で本人確認する。例えば、 電話・郵便で確認する。
  • 取引先から受信したメールを攻撃者に自動転送する設定が行われると、取引先とのメールのやり取りを盗聴できる。 攻撃者はそれを利用し、あたかも取引先になりすましをして、偽のメールを送りつける。 その対策として、自動転送する設定を禁止する技術的対策を行う。

のぞき見防止フィルタ

正面方向のみに光を通し、画面左右からののぞき見を防止する。PCのディスプレイに配置する。 ソーシャルエンジニアリングの一種であるショルダハッキング対策になる。
実際に人がパスワードや暗証番号の入力しているところを盗み見て、パスワードなどの個人情報を盗み出す手口のこと。

クリアスクリーン

PCを無操作のまま一定時間が経過すると、スクリーンをロックする機能。次回使用時には、ログインパスワードの入力が必要となる。これにより、のぞき見や不正な利用者によるPCの操作を防ぐ。

顔認証

 顔認証によりログインする。 また、一定時間が経過するたびに、顔認証を行う機能を有効にする。 利用者以外の顔を検知したり、離席中だったりした場合、画面をロックする。

顔写真

ログイン時に自動的に利用者の顔写真を撮影し、ログに残す機能を有効にする。 これにより、 なりすましがあったかを後で分析できる。

アンチパスバック

共連れなどにより入室(または退室) の記録がない場合、認証を拒否して、退室 (または入室) できないようにすること。ただし、入退室時の共連れを防げるが、入室時も退室時も共連れした場合は防げない。

人へのなりすまし

Webサイトのログインなどの入力画面で、人でなくボットが自動で何回もログインを試行し、 その結果、ブルートフォーレス攻撃の被害に遭うリスクがある。

人へのなりすましへの対策

人へのなりすましへの対策は、以下の通りである。

  • Webサイトの入力画面にCAPTCHAを表示してその中の文字を入力させる。
    CAPTCHA とは “Completely Automated Public Turing test to tell Computers and Humans Apart” の略であり、「人間とマシンを判別するチューリングテスト」のことである。
  • なお、その人が誰なのかという利用者認証ができるわけではない。 あくまでもボットでなくが入力したことがわかるだけである。
  • ただし、利用者がCAPTCHA の文字が読めなかったり、利用法が分からなかったりする場合は、次の画面へ進めなくなる。
    →判読の難易度を上げ過ぎると、正規のユーザにも「敷居が高く」なり、サイトから人々を遠ざけてしまう。

参考
 情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者[科目B]第4版 橋本 祐史 (著) 翔泳社



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