TOEIC® Listening & Reading Test(以下TOEIC L&R TESTという)は、リスニングセクションとリーディングセクションで構成される。そして、試験は、リスニングセクションから開始される。まずは、Part1である。6問とはいえ、難しい問題の出願もあり、対策が必要である。続くPart2でも、Whoに対して「人」、Whereに対して「場所」を答えてくれるとは限らない。間接的な返答が正解となるかもしれない。25問あるので、しっかり準備していおきたい。試験の最初、緊張感から正常な精神状態とはいえないかもしれないが、実力を発揮していただきたい。
TOEIC L&R TEST パート1・2特急 難化対策ドリル
そこで、ご紹介するのが、「TOEIC L&R TEST パート1・2特急 難化対策ドリル(朝日新聞出版)(以下本書という)」である。新書版サイズでお馴染みのTOEIC TEST 特急シリーズの一冊となる。
収録する問題数は、Part1が50問。Part2が175問。
Part1の写真は著者が実際に海外で撮影したものであるとのこと。理由はTOEICの写真がプロの手によるものではなく素人が撮ったものだそうである。できる限りTOEICっぽい写真となっているのである。
Part1,2は以前よりも難化している。知らない単語や表現が出てくる可能性が高いということ。特にPart2は25問ある。集中力が持たずに聞き逃すこともあるだろう。その場合でも、以下のチェック法で乗り切ろう。
Part1&2のマークシートの効果的なチェック方法
- 選択肢(A)の上に鉛筆の先を置いておく
- 音声を聞き、明らかに(A)が不正解の場合のみ(B)へ鉛筆を移動させる。以後同様。
- すべての選択肢が読まれた後に鉛筆が指している選択肢が正解の可能性が高い。
TOEICでは難しい問題も簡単な問題も配点は同じである。気持ちを切り替えて常にポジティブに考えていこう。本書で解けない問題の対処法ーあきらめて勇気をもって次に進むーをしっかり練習しておきたい。
音声はスマホの無料アプリのabceed(エービーシード) でもPCのダウンロード(朝日新聞出版のサイト)でも聞くことができる。
「abceed」はスマホやPCで利用できるAI英語教材である。利用には会員登録が必要である。特徴としては、「自動採点マークシート機能」を無料で利用できることだ。この機能を起動すると、画面にマークシートが出てくる。下側には音声再生用のボタンがあるので、再生して、音声の指示によりマークシートをチェックしていく。なお、カウントダウンするので、簡易ながら本番さながらの環境で取り組める。
個人的には、本番試験が紙ベースのため、やはり紙でマークシートを準備して(本書巻末に解答用紙が収録されている。コピーして利用できる。)練習したい。しかしながら、すき間時間を有効利用して、しかも毎日続けるなら、スマホの「自動採点マークシート機能」は使えるツールと言える。
TOEIC L&Rテスト受験の申込をしよう
次回、2022年9月11日(日) 午前 実施の受験申込が、2022年7月25日(月) 15:00 締切である。
詳しくはこちら(TOEICテストの公式サイトへのリンク)
英語を勉強している方ならぜひ受験を検討していただきたい。現在の英語力を測ることができる。また、受験をきっかけにしてもう一度英語の勉強を始めることも無駄にはならない。将来の進路や仕事に役立つことは間違いない。
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