3級簿記検定は、ハイブリッド方式
日商簿記検定は、2021年度より新試験となった。統一試験(ペーパー式)とネット試験を併用するハイブリッド方式(クルマじゃない(笑))実施されている。(2級・3級)というわけで、この試験に合格するには、まずこの試験について理解することである。
試験概要
統一試験(ペーパー試験) | ネット試験 | |
受験資格 | なし | |
試験日 | 年3回(6月、11月、2月) | 随時(テストセンターが定める日時。ただし、統一試験前後10日間は休止) |
申し込み方法 | 試験の2か月前から開始。申し込み期間は各商工会議所によって異なる。 | テストセンターの申し込みサイトより随時 |
受験料 | 2,850円 | |
試験科目 | 商業簿記 | |
試験時間 | 60分 | |
合格基準 | 70点以上 |
出題傾向
第1問 | 仕訳問題が15題(1題3点) | 45点 |
第2問 | 主に、帳簿、伝票、訂正仕訳、勘定記入、決算仕訳など | 20点 |
第3問 | 財務諸表や精算表、決算整理後残高試算表の作成問題 | 35点 |
以上が概要である。最新の情報は、必ず、商工会議所の検定試験のサイトでご確認いただきたい。
それでは、本試験対策に移ろう。本ブログでは以前、テキスト+問題集として「スッキリわかる 日商簿記3級 」を取り上げた。今回は、「スッキリわかる 」シリーズの「2022年度版 スッキリうかる 日商簿記3級 本試験予想問題集」をご紹介しよう。
予想問題を繰り返し解こう
まずは、予想問題9回分を解いていこう。「問題用紙」と「答案用紙」は取り外し可能な別冊対応である。最初はうまくいかなかったとしても解説を参照しながら、難易度のの問題は確実にできるようになりたい。また、答案用紙ダウンロードサービスがついているので、繰り返し問題を解いてみよう。
間違えたところは、「スッキリわかる 日商簿記3級 」で復習しよう
基礎的な知識が抜けていると感じれば、手間を惜しまず、テキストで知識の確認をしよう。問題だけ解けるようになってもきちんと理解できていることにならないからだ。
ネット試験用模擬試験にチャレンジしよう
本書には、本試験と同じ環境でネット試験の演習ができる模擬試験プログラムが5回分付属している。実際にパソコンで取り組んでみると、ペーパー試験との違いが体験できる。ネット試験の試験を予定されている方はぜひ活用していただきたい。なお、提供期間があるので、詳細はTAC出版のサイトで確認してほしい。
ぜひ本書を活用して合格を勝ち取っていただきたい。
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