C言語のきほん「現在の日付と時刻を表示しよう(その3)」

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プログラミング C言語

asctime関数を利用する際、time_t型の暦時刻をtm構造体の要素別の時刻へ変換するために、事前にlocaltime関数を呼び出す必要がある。そのため、暦時刻から文字列への変換処理は2段階にわたることになる。

しかし、ctime関数を使うと、locatimel関数を呼び出すことなく、暦時刻から文字列への変換を一気に行えるようになる。

この関数を利用したプログラムをご紹介しよう。

なお、本プログラムは、
 Windows 11 Home(23H2)上で、Visual Studio Code(1.93.1)を使用して作成し、gcc (Ubuntu 11.4.0-1ubuntu1~22.04) 11.4.0で コンパイルしている。

//現在の日付・時刻を表示(その3)ctime関数を利用

#include <time.h>
#include <stdio.h>

int main(void) 
{
    time_t current = time(NULL);

    printf("現在の日付・時刻:%s",ctime(&current));

    return 0;
}

実行結果

現在の日付・時刻:Wed Oct 23 07:25:25 2024

本プログラムの「ctime(&current)」は、「asctime(localtime(&current))」と同じ働きをする。

参考)新・明解C言語 中級編 柴田 望洋(著)

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