C言語

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C言語のきほん「プリプロセッサの処理」

さて、これまで見てきたように、コンパイラによってプログラムコードがコンパイルされる。 ただ、正確には、コンパイルが行われる前に、プログラムコードを自動編集するプリプロセスという操作が行われる。 この操作を行うプログラムをプリプロセッサと呼ぶ...
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C言語のきほん「グローバル変数の共有」

今回は、グローバル変数を複数のファイルで共有する例をご紹介しよう。 なお、本プログラムは、Windows 11 Home(23H2)上で、 Visual Studio Code(1.91.1)を使用して作成し、gcc (Ubuntu 9.4...
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C言語のきほん「複数のファイルに分ける」

これまで、本ブログでご紹介してきたプログラムコードは、比較的短いものであった。 しかし、大きなプログラムになると、全体の見通しが悪くなるため、複数のファイルに分けて管理するとメリットがある。 この場合、関数の定義を一つのまとまりにして、関数...
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C言語のきほん「ローカル変数」

さて、グローバル変数と同じ名前の変数を、関数の中で宣言してもエラーにはならない。 この場合、ローカル変数が優先される。 プログラムで確認してみよう。 なお、本プログラムは、Windows 11 Home(23H2)上で、 Visual St...
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C言語のきほん「グローバル変数」

変数には、その変数が使用できる範囲が決まっている。プログラムコードの中で、{ }で囲まれた範囲をブロックといい、変数が使用できる範囲は、その変数が宣言されたブロックの中に限られる。 このような変数が使用できる範囲をスコープという。 これまで...
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C言語のきほん「ファイルの入出力(3)」

今回は、ファイルに文字列を書き出すプログラムをご紹介しよう。 次のような手順で行う。 1 ファイルを開く(fopen関数を使用)2 文字列をファイルに書き出す(fprintf関数を使用)3 ファイルを閉じる(fclose関数を使用) //フ...
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C言語のきほん「ファイルの入出力(2)」

先のブログでは、fgets関数を使用することで、テキストファイルの中身を一行ずつ読み込むことができた。 今回は、テキストファイルの中身を読み込む関数のもう一つの例として、fscanf関数を取り上げる。 各行に数字が書かれたテキストファイルを...
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C言語のきほん「ファイルの入出力(1)」

文字列が保存されたファイルをテキストファイルという。一方、音声データや画像ファイルのように、文字として読み込むことができない情報を含むファイルをバイナリファイルという。 テキストファイルの中身を読むには、次にような手順で行う。 1 ファイル...
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C言語のきほん「構造体(4)」

今回は、5人の学生を表す構造体を作って、その配列を身長の昇順か名前の昇順かを選んでソートできるプログラムを考える。また、名前、身長、体重のデータはキーボードから読み込むものとする。 なお、本プログラムは、Windows 11 Home(23...
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C言語のきほん「構造体(3)」

本ブログの「構造体(1)」で、定義した構造体に対して、Studentというtypedef名を与えた上で、名前と身長と体重を読み込んで、その値をメンバとしてもつStudent型の値を返却するプログラムを作成してみよう。 なお、本プログラムは、...