本ブログでは、TOEIC対策として、スコアアップにつながる情報をお伝えしている。今回は、TOEIC対策からは離れて、「英語の数字と単位」に特化してトレーニングできる一冊をご紹介しよう。
「英語の数字と単位に強くなる! 佐藤洋一ほか著 (コスモピア)以下本書という」である。
英語の数字と単位に強くなる!
本書の特徴は以下の通りである。
2005年は英語で何と言う?
634,560,000は何と読む?
18÷9=2は?
四捨五入を英語で言うと?
英文を読んでいて3ケタ以上の数字が出てくると、そこだけ日本語で読んでしまう……。心当たりのある人も少なくないのではないでしょうか。ちょっと考えればわかるけれど、咄嗟には出て来ないという人向けに、ディクテーションと音読を取り入れたトレーニングをたくさん用意しました。単に数字や単位の言い方を知るのではなく、日常生活やビジネスでよく使う例文を通して、コミュニケーションの中で使いこなすことを目的としています。■大きな数字をマスターする
英語の数字は3ケタ区切りでthousand、million、billionと大きくなる基本を押さえ、練習問題の数字を英語で読む→音声を聞く→スペルアウトする、の3段階トレーニングで、スラスラ口から出てくるように訓練します。■実用的な例文で実践力を鍛える
「10万円以上の購入には、相見積もりが必要となります」
「次の出荷は2023年5月6日の予定です」
「この音楽はTikTokで1億回以上再生された」
「キャッシュレス決済で1割引です」
こうした数字を含んだ例文の音声を聞き、ディクテーションで確認し、さらに音読を繰り返して数字を使う感覚を定着させます。■学校で習う算数・数学も
足し算、引き算、掛け算、割り算、分数、小数、割合、図形の面積、四捨五入……。学校で学んだ中で、特に実社会でも使うものを重点的にマスターします。■日本人には馴染みの薄い単位や慣用表現も
コスモピアの本書の紹介ページ
インチ、マイル、オンス、ガロンなど日本とは異なる単位、アメリカ英語とイギリス英語で異なる単位を押さえ、逆に1畳、1坪などの日本の単位を概算で伝える練習をします。
最後はさまざまな数字を含んだ英文記事やニュースにチャレンジし、数字を使った英語特有のことわざや慣用句も学んで仕上げます。
本書には、「英語の数字と単位に強くなる」ためのノウハウが詰め込まれている。
そして、単に知識として英語の数字の言い方を知るだけでなく、瞬発力を持って理解し、使えるようにするトレーニングがかなり準備されている。
ディクテーションに取り組んだ後、音読練習によって、数字を使う感覚を身に着けよう。
トレーニングに欠かせない、音声は、無料でダウンロードができる。スマホとパソコンの両対応である。さらに、本書の購読者は電子版が無料で利用できるので、文字通りいつでもどこでもトレーニングできる。
これまでにたくさんの英語の学習書が出版されている。
人によって英語の学習についての悩みは異なる。したがって、必要な対策書も人それぞれに違って当たり前なのである。あなたの一冊が見つかるきっかけに本稿が少しでも役立てられたなら幸いである。
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