基本情報技術者試験対策(41)「擬似言語(02)」

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パソコン IT系

if

条件式がの場合、if の次行を実行し、 の場合、if の次行を実行せず、その次にある elseif・else・endifへと進む。

if の条件式が真の場合と偽の場合で、実行する行とその説明は、次のとおりである。 このプログラムと流れ図を見比べると、実行する行がどこなのかを理解しやすいだろう。

なお、「if (a が 5 と等しい)」の行は、条件式の真偽を見極めるために、真偽がどちらであるかにかかわらず必ず実行する。

ifの条件式が真の場合

11: a ← 5変数aに値5を格納する。
12: if (a が 5 と等しい)aは5なので 「5が5と等しい」。真
13: a← a + 1if の条件式が真の場合、 if の次行を実行する。
14: endif
15: a を出力するendif の次行はif の条件式が真でも偽でも実行する。

→ 「6」を出力する。

if の条件式が偽の場合

11:a←4
12: if (a が 5 と等しい)aは4なので「4が5と等しい」。 この式は正しくないため偽。
13: a←a+1if の条件式が偽の場合、if の次行を実行しない。
14: endif
15: a を出力する

→ 「4」 を出力する。

プログラムと同内容の流れ図

else

if とそれまでのelseif がすべての場合、else の次行を実行する。 条件式が真の場合と偽の場合とで、実行する処理を分けたい場合に使う。

ifの条件式が真の場合

21: a←5
22: if (a が 5 と等しい)aは5なので「5が5と等しい」。
この式は正しいため真。
23: a← a + 1if の条件式が真の場合、if の次行を実行する。
24: else
25: a←a – 1if の条件式が真の場合、else の次行を実行しない。
26: endif
27: aを出力する

→ 「6」 を出力する。

ifの条件式が偽の場合

21: a← 4
22: if (a が 5 と等しい)aは4なので「4が5と等しい」。
この式は正しくないため偽。
23: a← a + 1if の条件式が偽の場合、if の次行を実行しない。
24: else
25: a←a – 1if の条件式が偽の場合、else の次行を実行する。
26: endif
27: aを出力する

→ 「3」 を出力する。

参考)情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者[科目B]第4版 橋本 祐史 (著) 翔泳社

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