漢検とは
「漢検」とは、「日本漢字能力検定」の愛称である。
漢字の意味を正しく理解して、文章や会話の中で、正しい日本語が使えるようにする能力の検定である。漢検にチャレンジすることで、文章の理解力が身につくと、様々な勉強の基礎学力として役立つ。
1級から10級までの10段階に分かれており、それぞれに対象漢字が決められている。
(参考)漢検の公式Webサイト
漢検受検の魅力
漢検受検に取り組むことは、学習・勉強の習慣づけにつながる。
また、合格することで、自分自身の大きな励みにもなる。
漢字の知識が身についたり、学生だけでなく進路選択に役立つ。
さらに、漢検は一生涯のパートナーとして人生を豊かにしてくれる。
(参考)漢検の公式Webサイト
漢検「準2級」を受けよう!
漢検準2級とは
高校在学程度。(3級まで)1623字+328字=1951字。
主な出題内容 | |
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審査基準 | 程度 常用漢字のうち1951字を理解し、文章の中で適切に使える。 領域・内容 《読むことと書くこと》 1951字の漢字の読み書きを習得し、文章の中で適切に使える。 ・音読みと訓読みとを正しく理解していること ・送り仮名や仮名遣いに注意して正しく書けること ・熟語の構成を正しく理解していること ・熟字訓、当て字を理解していること(硫黄/いおう、相撲/すもう など) ・対義語、類義語、同音・同訓異字を正しく理解していること 《四字熟語》 典拠のある四字熟語を理解している(驚天動地、孤立無援 など)。 《部首》 部首を識別し、漢字の構成と意味を理解している。 |
検定の時間割は、1~7級は60分間である。
(参考)漢検の公式Webサイト
受検スタイル(個人で受検する場合)
個人受検 公開会場(1~10級)
全国にある公開会場で受検する方法で、年に3回受検できる。
漢検CBT受検 漢検CBT会場(2~7級)
漢検CBT会場でコンピューターを使って受検する方法である。
会場は全国47都道府県に設置されており、都合の良い時に受検できる。
(参考)漢検の公式Webサイト
合格基準
級 | 満点 | 合格 |
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準2級/3級/4級/5級/6級/7級 | 200点 | 70%程度 |
※詳細については、必ず、漢検の公式Webサイトで確認していただきたい。
ここで、教材をご紹介する。
「漢検 準2級 漢字学習ステップ 改訂三版 日本漢字能力検定協会編 以下本書という」である。
漢検 準2級 漢字学習ステップ 改訂三版
本書の特徴は以下の通りである。
漢検準2級の新出配当漢字を五十音順に配列した漢字表で、一字ずつ学習できるステップ式問題集。
◎漢字表で配当漢字をまとめて確認できる。
Amazonの本書の紹介ページ
◎実力確認や最終演習として利用できる「総まとめ」を巻末に収録。
◎答え合わせに便利な別冊「標準解答」付き。
学べば学ぶほど興味のつきることのない漢字学習。
漢字は、我々の日常生活の基礎ともいえる存在である。
今更などとは思わずに、本書で、この夏に漢字の学びを始めてみてはいかがだろう。
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