かつて、宇宙への関心を口にすると、現実逃避的だなんてことを言われることもあった。
しかし、今や人工衛星からの位置情報は常識となっており、宇宙は現実のものとなっている。
宇宙について、様々な報道がされているが、学ぶという姿勢で聞かなければ、聞き流して終わりとなりかねない。
今回は、宇宙を英語ニュースで学ぶというコンセプトの書籍をご紹介する。
「NASA TVとVOAで聞き読み 宇宙の英語ニュース入門 コスモピア 以下本書という」である。
NASA TVとVOAで聞き読み 宇宙の英語ニュース入門
本書の特徴は以下の通りである。
見上げる先から飛び立つ先になった宇宙
イーロン・マスク、ジェフ・ベゾス、リチャード・ブランソンといった著名実業家が宇宙事業に参入したこともあって、宇宙の話題は身近なものとなり、宇宙に関するニュースを耳にする機会もぐんと増えました。そこでアメリカ航空宇宙局が24時間ライブで配信しているNASA TVと、アメリカの国営放送VOAから計33本の英語ニュースをピックアップして、宇宙への知識を増やしながら英語学習ができるように構成しました。左ページに英文記事、右ページに日本語訳と語注を配置して、見開き単位で読み進めることができます。「ビジネスの場となっていく宇宙」「宇宙ビジネスと持続可能性」などの6つのテーマについては、アクセルスペース社に解説を依頼しました。世界中から集まった優秀なスタッフたちが東京日本橋を拠点に小型衛星ビジネスに取り組んでいる同社が、専門家の立場から解説しています。
コスモピアの本書の紹介ページ
現在、人類が宇宙として訪れることができる宇宙ステーションは、400Kmという地球にごく近い場所である。かつて、人類が到達した月への距離は約38万Kmであることに比べれば現在の宇宙開発の範囲はあまりにも狭く感じられる。
それでも、現在、進行中の「アルテミス」計画は、月を中継地として、火星を目指すという壮大な計画である。近い将来、人類が月で暮らすこともあり得るのだろうか。
本書は、見開き構成で、左側に英文、右側には日本語となっており、気軽に取り組むことができる。
音声は、無料でダウンロードができる。スマホとパソコンの両対応である。さらに、本書の購読者は電子版が無料で利用できる。
本書で、宇宙の話題を英語を通して学ぶことによって、ニュースの宇宙の話題が理解できるようになるだろう。
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