本ブログでもこれまでご紹介している、「基本情報技術者試験」。
あらためて、この試験についておさらいしておこう。
「基本情報技術者試験」は、情報処理推進機構(IPA)が実施し、経済産業省が認定する国家試験である。
ITエンジニアとしてキャリアをスタートする方のIT基礎力を問う試験で、「ITエンジニアの登竜門」と言われる。IT系人材として必須の国家資格である。
「基本情報技術者試験」の試験範囲は、IPAのWebサイトに掲載されているシラバスに明記されている。
令和5年度から年間を通じてCBT方式で随時試験を実施している。
受験申込み時に、ご自身で、試験日時、試験会場を選択する。
試験は、「科目A」で、知識を問う小問題と、「科目B」で、技能を問う小問題に分けて行われる。
なお、「科目B」で対象とするプログラミング言語は、「擬似言語」となっている。
これまでの試験における、個別プログラミング言語(C、Java、Python、アセンブラ言語、表計算ソフト)による出題は、普遍的、本質的なプログラミング的思考力を問う擬似言語に統一された。
「科目A」と「科目B」の試験を同じ日に受験して、両方の試験で合格基準を満たすことで、基本情報技術者試験に合格となる。
この試験に合格するためにはそれなりの準備が必要となる。
今回ご紹介するのは、「令和08年 基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集 山本 三雄 (著) 技術評論社 以下本書という」である。
令和08年 基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集

本書の特徴は以下の通りである。
科目A・Bともに万全の対策ができる、定番の過去問題集!
誌面で計4セットの演習ができる、基本情報技術者試験の問題集です。
2025年4月から適用された「シラバスVer.9.1」に対応しており、
科目A・科目Bの両方について万全の対策ができます。
■科目A:新シラバスに対応した、圧倒的量・質の問題と解説
科目A対策の「王道」は、問題に数多くあたって出題のパターンを押さえることです。
そこで本書では、過去の出題分析をもとに、頻出・重要問題を厳選。
さらに、新シラバスで追加されたキーワードの問題も多数掲載し、丁寧に解説しています。
■科目B:問題の読み方と解き方が身につく、初学者目線の解説
科目Bは「アルゴリズムとプログラミング」の出題が、全体の8割を占めます。
本書では、擬似言語に苦手意識がある方もわかるように、豊富な図解を用いて一つひとつ解説。
また、「情報セキュリティ」分野は、キーワードを押さえた「問題の読み解き方」を紹介しています。
■特典:試験直前まで使い倒せる充実の+α
・過去(対策)問題と解説のPDF(25回分※うち22回分は旧制度試験)
→旧制度の「午前試験」は「科目A試験」と出題範囲がほぼ同じであるため、現行試験の対策としても未だ有効です。
・過去問演習Webアプリ「DEKIDAS」
→便利な機能を多数搭載したWebアプリ(PC・スマホ対応)で、科目A試験(午前試験)1600問以上の演習ができます。
・重要・頻出用語集
→300語以上の用語解説を収録。スマホでいつでもどこでも確認ができます。Amazonの本書の紹介ページ
過去問題は、最低でも4回分は解こう。解答を見ないで正解となるまで繰り返し解く方法が効果的である。
「科目A試験」については、旧制度の「午前問題」の過去問までを繰り返し解く学習が効果的である。
「科目B試験」ついては、「令和7年度公開問題」にまずは取り組もう。
そして、科目Bの大半を占める疑似言語によるプログラムについては、「トレース練習」が必須である。そして、トレース練習は、必ず、ノートを用意して、面倒がらずに手を動かそう。
本書をベースに万全の試験対策をしていこう。


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