人生に、上下も勝ち負けもありません。 焦りや不安がどうでもよくなる「老子の言葉」 

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学び

老子(ろうし)は、中国、春秋戦国時代の楚(そ)の思想家。

そして、その書「老子」は、2500年以上の歴史の検証に耐えてきた思想書である。

現代にもつながる「勝ち残り」社会を強く否定する老子の思想は、いつの時代にも人々の心を癒し、鼓舞してきた。
格差が広がり、人々の価値観が揺らぐ現代にこそ、老子の思想が必要とされるだろう。

今回は、「人生がラクになる」老子の思想を伝授する本をご紹介しよう。

「人生に、上下も勝ち負けもありません。 焦りや不安がどうでもよくなる「老子の言葉」 (日経ビジネス人文庫)  野村総一郎 (著) 日経BP 日本経済新聞出版 以下本書という」である。

人生に、上下も勝ち負けもありません。 焦りや不安がどうでもよくなる「老子の言葉」

本書の特徴は以下の通りである。

10万人を診た精神科医が教える「老子の言葉」

「心がラクになった」「今日から迷いなく過ごせる」
……共感の声続々。ロングセラーが待望の文庫化!



読売新聞「人生案内」回答者を17年務めた医師が、
「人生がラクになる」老子の教えを伝授します。

・お金がある人は幸せ。ない人は不幸
・仕事で評価されている人は偉い。されていない人はダメ
・友人が多い人はすてき。少ない人は寂しい
・器用な人はカッコいい。不器用な人はカッコ悪い

私たちはこんなふうに「ジャッジ」したりされたり、
四六時中さまざまなマウンティングにさらされています。

でも、世の中にあるすべての物事について、
いちいち「よい、悪い」「偉い、偉くない」「すごい、すごくない」
というジャッジをすること自体がおかしい。

「強いよりも弱く」
「世の中は相対的。評価も価値もすぐに変わる」
「自分が今いる場所に幸せのタネを見つける」

……2500年前にこう説いたのが老子です。

「他人が羨ましい」「自分は損ばかりだ」と日々モヤモヤする人には、
老子の“抜け道をいく”哲学が最善の武器になります。

※本書は2019年4月に刊行された『人生に、上下も勝ち負けもありません』(文響社)を文庫化にあたって加筆(20頁程)再構成、改題したものです。単行本収録のイラストの掲載はありません。

【目次】
●第1章:つい、人と比較してしまうときの処方箋
●第2章:つい、がんばりすぎてしまうときの処方箋
●第3章:自分がイヤになったときの処方箋
●第4章:なんだか思い通りにいかないときの処方箋
●焦りや不安がどうでもよくなる23のフレーズ

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本書で「老子」の思想を学んでみてはいかがだろう。

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