TOEIC対策(3週間で攻略TOEICL&Rテスト)

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TOEIC

TOEIC L&Rテストはリスニング(約45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)、合計約2時間で200問に答えるマークシート方式の一斉客観テストである。

TOEIC L&Rテストを受験しよう

現在、「2022年821日(日) 午後 」の受付中である。英語を勉強中の方はぜひ受験を検討していただきたい。詳しくは、こちらから(公式TOEICテストのサイト)

さて、本ブログではこれまでも、TOEIC L&Rテスト対策について書いてきた。今回は、残日数を逆算して対策する書籍をご紹介しよう。

3週間で攻略TOEIC(C)L&Rテスト730点! 

3週間で攻略TOEIC(C)L&Rテスト730点! 」(アルク)(以下本書という)は、3週間(15日)でTOEICのスコアを600点から730点へとプラス130点のアップを目指して効率的な学習ができる書籍である。総ページ数は316ページと手頃な分量である。先ずは13日間で、TOEIC全パートを「戦略」+「例題」+「練習問題」に取り組み、最後の2日間は、クォーター模試で試験直前に全パートの総仕上げだ。

毎日20ページほどで、リスニングセクションとリーディングセクションをそれぞれ1パートずつ学ぶ。

クォーター模試は、14日目にリスニングセクション25問を10分で解答し、15日目にリーディングセクション29問を21分で解答する。文字通り4分の1のサイズである。

本書には受験テクニック的な記載もあり、本番でも大いに役立つだろう。以下に例示しておく。

Part1&2のマークシートの効果的なチェック方法

  1. 選択肢(A)の上に鉛筆の先を置いておく
  2. 音声を聞き、明らかに(A)が不正解の場合のみ(B)へ鉛筆を移動させる。以後同様。
  3. すべての選択肢が読まれた後に鉛筆が指している選択肢が正解の可能性が高い。

Part3&4の先読みメソッド

Part3&4では、会話が始まる前に、次の設問・選択肢・図表をいかに先読みできるかがカギである。

Part3&4では、会話はもちろん印刷されていないが、設問は印刷されている。会話の後にそれも続けて読み上げられるが、聞く必要はない。その時間を次の設問・選択肢・図表を読む時間に充てて、次の会話に備えておくのだ。

「音声付き! 重要表現」

無料ダウンロード特典の「各Part頻出の語彙や表現」を繰り返し聞くことで、より記憶に定着させることができる。

TOEIC対策の全般について言えることだが、やはり繰り返すことである。TOEICテストは適切に対策をすれば確実にスコアアップできる。逆に、その場で何とかなるというレベルの試験ではない。引っ掛け問題も数多く出るし、何よりも時間が足りない。リスニングセクションはけっして後戻りできないし、リーディングセクションは時間配分を誤ればPart7が最後まで解けなくなってしまう。

同じ問題が出ることを願ってなのか?次から次へと新しい問題集に手を出すより、使い慣れた問題集を繰り返し解いて、TOEICならでは解法を体に染み込ませることをオススメしたい。

なお、本書には、姉妹書として、「900点」と「600点」がある。目標に合わせて選択するとよいだろう。

以上「3週間で攻略TOEIC(C)L&Rテスト730点!のご紹介させていただいた。最後に苦言をひとつ。

本書は発行が2017年ということで、「CD-ROM」が付属している。ただし、スマホアプリ「語学のオトモALCO」があることから、利用する機会はほとんどないだろう。筆者などはいつも「CD-ROM」の収納場所に困っている。「CD-ROM」を本書から外さないと扱いにくいからである。「CD-ROM」はもはやメリットでも何でもないことを指摘しておきたい。

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