C言語の基礎(変数)

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C言語

プログラムでデータを扱うには格納する場所が必要だ。データと言っても数値や文字など様々で、それぞれに対応した形式で準備される。C言語では、データを格納するために変数というコンピュータ内部に「箱」のようなものを準備する。

長方形の面積を求めるプログラムを例に変数についてご紹介しよう。

#include <stdio.h>

int main(void)
{
    int width;
    int height;

    printf("長方形の面積を求めます\n");
    
    printf("横幅:");
    scanf("%d",&width);

    printf("高さ:");
    scanf("%d",&height);

   printf("長方形の面積は%dです\n",width*height);

   }

実行結果は以下の通り。

長方形の面積を求めます
横幅:7
高さ:5
長方形の面積は35です

まずは、プログラムコードのうち下記は、決まり文句として覚えておこう。

#include <stdio.h>

int main(void)
{

}

次の「int width;」と「int height;」で、変数の宣言を行っている。変数の変数名の順序だ。ちなみに、前は、長方形の横幅、後ろは、高さを表している。

printf関数については前回で説明した。数値や文字を表示するための関数である。

scanf関数は、キーボードから入力するのに使う関数である。型指定「”%d”」は、printf関数と同じく10進数の指定である。なお、実引数として与える変数の前に&を置く。

最後は、お馴染みのprintf関数で、「width*height」で乗算を行っている。

いかがであろうか。この小文でC言語に少しでも興味を持っていただけたら幸いである。

(参考文献)新・明解C言語 入門編 第2版 柴田望洋著(SBクリエイティブ)、基礎C言語 (株)アンク著(インプレス )

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