C言語で簡単なプログラムを作りながら、その基本的な事柄を学んでいこう。
今回のテーマは、「配列」である。
配列の要素に値を読み込んで表示しよう
配列の要素に値を読み込んで、その値を表示しよう。
なお、配列の要素数は、オブジェクト形式マクロとして定義する。
//配列の要素に値を読み込んで表示
#include <stdio.h>
#define NUMBER 96 //配列の要素数
int main(void)
{
int num;
int a[NUMBER];
printf("データ数?:");
do {
scanf("%d",&num);
if (num < 1 || num > NUMBER)
printf("1~%dで入力してください:",NUMBER);
} while (num < 1 || num > NUMBER);
for (int i = 0; i < num; i++)
{
printf("%2d番:",i + 1);
scanf("%d",&a[i]);
}
printf("{");
for (int i = 0; i < num-1; i++) //注1
printf("%d, ",a[i]);
printf("%d}\n",a[num - 1]); //注2
return 0;
}
実行結果
データ数?:3
1番:23
2番:78
3番:800
{23, 78, 800}
本プログラムでは、配列は要素数が96と宣伝されている。ただし、プログラムの実行時に変数numに1~96の数値を読み込んで、先頭のnum個の要素のみ(numは3なので、96個の要素中先頭3個、a[0]~a[2])を使っている。
コンマの表示
(注1)for文では、num – 1個の要素数(末尾要素以外の要素数)を先頭から順にコンマとスペースをつけて表示している。
(注2)printf文で、末尾要素の値を「}」をつけて表示する。
(参考文献)新・明解C言語 入門編 第2版 柴田望洋著(SBクリエイティブ)新・解きながら学ぶC言語 第2版 柴田望洋・由梨かおる著(SBクリエイティブ)
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