英語に親しもう(ニュース英語に挑戦2)

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Asahi Weekly がおすすめ

前の回ではニュース英語に親しむために、月刊の学習雑誌をご紹介した。この雑誌は初級者にも非常に効果があることをお伝えした。ただ、雑誌の編集の都合上、ニュース内容にタイムラグが生じてしまう。これは致し方ないことである。

では、もっとリアルタイムに近い形でニュース英語を学ぶことができないのか。次に注目するのは、活字メディアの代表、すなわち、新聞である。しかし、初級者が、いきなり有名なアメリカのニューヨークタイムズやワシントンポストに挑戦しても理解は難しいと思われる。そこで、「Asahi Weekly」をおすすめする。

「Asahi Weekly」は朝日新聞社より週刊で発行している英和新聞である。全てが英語ではなく、初級者向きに日本語の解説もあるので安心してほしい。もう少し詳しくみていこう。

記事は、初級・中級・上級とレベル別に構成されている。

  • 初級・・英検3~2級程度、TOEIC400点~550点を目指す人向け
  • 中級・・英検2~準1級程度、TOEIC550~700点を目指す人向け
  • 上級・・英検準1級~1級程度、TOEIC700~800点以上を目指す人向け

このうち、今回は初級レベルに絞って進めていこう。

英語の記事が目と耳で確認できる

NEWS FOR BEGINNERS 「100語で読むニュース」として、記事が4つ掲載される。どれも語注と日本語解説付きである。また、「Asahi Weekly」のウェブサイトでは音声コンテンツ(ダウンロード可能)と和訳がある。まさに至れり尽くせりである。

そして、毎号スヌーピーの漫画が楽しめる。(もちろん、英語版でその解説付き)筆者もいつもほっこりするコーナーである。ちなみに筆者は本紙を3年ほど定期購読している。

「Listen & Write」のコーナーは「Asahi Weekly」のウェブサイトからの音声を聞いて、空欄の中に入る英語を書きとる問題形式である。もちろん、日本語訳付きで、学習効果も確認できる。

そして、筆者の一番のお気に入りのコーナー、「やさしい単語で寸劇!The Greenville Story」である。アメリカのオレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台に、高校生のマリーやその友人、家族らがやさしい単語で実際に使える会話を繰り広げる。英文と和訳が対比しており、初めは和訳に頼るものの慣れてくれば、英語で理解し、和訳で確認するという使い方になってくる。また、会話形式なので、音読にもピッタリである。登場人物の生き生きとした会話を音読していると、本当に楽しくて、英語を学んでいるという感覚もなくなってくるから不思議だ。筆者が購読を始めた頃は、グリーンビルの町も新型コロナが蔓延していて、ワクチン接種とかオンライン授業とかいう話題が多かったが、最新号では、友人みんなで集まってNBAファイナルを観戦する話題になるなど、世相を反映している。

他にも「しつもん!ドラえもん」のコーナーとか、中級レベルになるが、映画の紹介コーナーなどなど読み応えのある記事が満載である。楽しみながら英語に親しむことができる。まだご覧になっていない方は是非とも一度手にとっていただきたい。

最後に、定期購読について一言。筆者は以前は本紙をネット書店で定期購読していた。毎週日曜日発行ということだが、金曜日には書店に届いているらしく、週末には自宅に郵送されていた。ところが、その後、働き方改革の一環なのか、一部の例外を除いて土曜日の郵便の配達はなくなってしまった。すると、本紙は、月曜日、遅いと火曜日にしか届かなくなってしまった。週末の楽しみもなくなったのだ。そこで、書店との契約が満了した機会に近所の朝日新聞の販売所に変えてみた。すると、また、本紙を金曜日に楽しむことができるようになった。

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