C言語の基礎「string.hヘッダのインクルード」

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C言語

C言語には、文字列を操作するためのいろいろな関数が標準で備わっている。これらを使うには、
プログラムコードの

#include <stdio.h>

の後に次のように追加する。

#include <stdio.h>
#include<string.h>

この命令文は、string.hというファイルの中身をここに入れよと指示するもの。これを、#include(インクルード)命令と呼ぶ。string.hファイルには文字列を操作できる関数のプロトタイプ宣言が含まれる。
このようなファイルをヘッダファイル(ヘッダ)という。

実際のプログラム開発では、関数は自作するのではなく、ライブラリ(ある特定の機能を提供するプログラムの部品のこと)を利用するのが原則である、例えば、文字列操作のためのライブラリが、主に<string.h>ヘッダファイルで提供されるのである。


<string.h>ヘッダファイルをインクルードすることで、先述した文字列を操作するためのいろいろな関数が使えるようになるのである。

文字列の長さを求める(strlen関数)

strlen
ヘッダ#include<string.h>
形式size_t strlen(const char *s)
説明sが指す文字列の長さ(NULL文字は含まない)を求める
返却値sが指す文字列の長さを返す

実際にプログラムで確認してみよう。

#include <stdio.h>
#include<string.h>

int main(void)
{
    char str[128];
    printf("文字列:");
    scanf("%s",str);
    
	printf("文字列\"%s\"の長さは%zuです\n",str,strlen(str));
	return 0;
}

実行結果

文字列:rocky
文字列"rocky"の長さは5です

(参考文献)「C言語 新版 ゼロからはじめるプログラミング」 三谷 純 (著)‎ 翔泳社、
「新・明解C言語 入門編 第2版 」柴田 望洋 (著) SBクリエイティブ

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