さて、これまで見てきたように、コンパイラによってプログラムコードがコンパイルされる。
ただ、正確には、コンパイルが行われる前に、プログラムコードを自動編集するプリプロセスという操作が行われる。
この操作を行うプログラムをプリプロセッサと呼ぶ。
#include命令が記述された場所に、指定されたファイルの中身を埋め込むのもプリプロセッサの役割である。
プリプロセッサに指示を与えるものに、これまで見てきた#include命令が含まれる。プログラムコードの中に、
#include <ファイル名>
という記述があると、コンパイルが実行される前に、その場所にファイルの中身が挿入される。
なお、自分で作成したヘッダファイルを読み込ませるときは、
#include “ファイル名”
とする。
(参考)「C言語 新版 ゼロからはじめるプログラミング」 三谷 純 (著) 翔泳社
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