知財検定

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知財検定まとめノート33「不正競争防止法(2)」

本稿は、「知的財産管理技能検定(知財検定という)」の3級の出題範囲の頻出論点をまとめたものである。 不正競争行為の類型 周知表示混同惹起(じゃっき)行為 他人の商品等表示(人の業務に係る氏名、商号、商標、標章、商品の容器若しくは包装その他の...
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知財検定まとめノート32「不正競争防止法(1)」

本稿は、「知的財産管理技能検定(知財検定という)」の3級の出題範囲の頻出論点をまとめたものである。 不正競争とは 不正競争防止法は、事業間の競争が行き過ぎることで、不正な競争が行われないように、社会秩序を維持するために制定された。 第1条 ...
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知財検定まとめノート31「著作権法(8)著作権侵害と救済」

本稿は、「知的財産管理技能検定(知財検定という)」の3級の出題範囲の頻出論点をまとめたものである。 著作権侵害とは 著作権法では、著作者の権利を侵害する行為は、著作者人格権の侵害と著作(財産)権の侵害に大別できる。 著作者人格権の侵害では、...
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知財検定まとめノート30「著作権法(7)著作隣接権」

本稿は、「知的財産管理技能検定(知財検定という)」の3級の出題範囲の頻出論点をまとめたものである。 著作隣接権とは 著作権法では、創作こそしていないものの、著作物を広く社会に伝える際に一定の関与をしている者などに、著作隣接権を認めている。 ...
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知財検定まとめノート29「著作権法(6)著作権の制限」

著作権者は、著作(財産)権に基づいて、他人が無断で、著作物を使用する行為を禁止することができる。しかし、あらゆる面で禁止すると、多くの人の社会生活に不都合が生ずるおそれがある。 そこで、社会全体の利益と、権利者の利益の双方を比較考量して、一...
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知財検定まとめノート28「著作権法(5)著作権の発生と存続期間」

本稿は、「知的財産管理技能検定(知財検定という)」の3級の出題範囲の頻出論点をまとめたものである。 著作権の発生と存続期間 著作物を創作すると、著作者には著作人格権と著作(財産)権が自動的に発生する。(著作権法17条) 著作者人格権は、著作...
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知財検定まとめノート27「著作権法(4)著作(財産)権」

本稿は、「知的財産管理技能検定(知財検定という)」の3級の出題範囲の頻出論点をまとめたものである。 著作(財産)権 著作(財産)権とは、「著作物を創作した者の経済的利益を保護するための権利」である。 複製権著作者は、その著作物を複製する権利...
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知財検定まとめノート26「著作権法(3)著作者人格権」

本稿は、「知的財産管理技能検定(知財検定という)」の3級の出題範囲の頻出論点をまとめたものである。 著作者の権利 著作者は、著作者人格権と著作(財産)権を有する。行政庁への出願、登録などの手続きを必要とせず、著作物を創作すると無方式でこれら...
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知財検定まとめノート25「著作権法(2)著作者」

著作者とは 著作者とは、著作物を創作する者をいう。(著作権法2条1項2号) 単に資金提供しただけの人や作業を手伝っただけの人は、著作物を創作していないので著作者とはならない。 共同著作物 共同著作物とは、2人以上の者が共同して創作した著作物...
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知財検定まとめノート24「著作権法(1)目的と著作物」

本稿は、「知的財産管理技能検定(知財検定という)」の3級の出題範囲の頻出論点をまとめたものである。 著作権法の目的 著作物並びに実演、レコード、放送及び有線放送に関し著作者の権利及びこれに隣接する権利を定め、これらの文化的所産の公正な利用に...