今回ご紹介する「多聴多読マガジン コスモピア 以下本誌という」」については、本ブログではこれまでもご紹介している。
ただし、まだまだお伝えしたいトピックスが満載の雑誌である。
多聴多読とは
文字通り「たくさん聴いて」「たくさん読む」ことであるが、そのヒントは、本誌のWebサイトにあった。ここに一部を引用させていただく。
小誌『多聴多読マガジン』は、英語を身につけるために、「たくさん聞いて」「たくさん読んで」「たくさん口を動かす」――つまり、とにかく英語に多くふれようという語学学習の王道にそった方法を提案します。とはいっても、やみくもに量をこなせばいいというわけではありません。教育現場での新しい研究や指導の成果なども積極的に取り入れ、より合理的に、しかも楽しみながら継続できるさまざまな方法を、みなさんへ提供していきたいと思っています。
また、インプットとアウトプット、どちらも大切ですが、小誌は特に基礎固めの時点では「聞く」「読む」――インプットに重点を置くべきだと考えています。そのため、『多聴多読マガジン』と名付けました。しかし、私たちの時間は無限にあるわけではありません。英語学習を自己目的化せずに、英語を学ぶ目的意識を明確に持ったとき、発信する力、「話す」「書く」アウトプット力の必要性を痛感するときがくるでしょう。自ら発信する力を養うことの大切さを忘れないようにと、小誌は”English In and Out”というキャッチフレーズをつけました。
略
コスモピアの本誌の紹介ページ なお、アンダーラインは筆者によるもの
本誌のここがおすすめポイント
筆者が推す本誌のおすすめポイントは以下の通りである。
- サイズがちょうどよい
本誌はA5サイズで持ち運びやすい。いつでもどこでも読むことができる。なお、本誌購読者は本誌の電子版も読むことができる。こちらはスマホにもPCにも対応している。
ちなみに紙質が他誌に比べて厚みがあり、ちょっと高級感(?)が味わえる(笑)
- 良質な素材がたくさん用意されている
ご自分の英語のレベルにあわせて取り組めるコンテンツが満載である。長さもちょうどよいので初学者にも読み切り易い。もちろん、音声もスマホとPCで簡単に聞くことができる。
- 隔月刊なのでじっくりと取り組める
本誌は2か月に一回の刊行である。繰り返し学習におすすめ。ただし、電子版のSpecial号も読める(本誌購読者)ので、より多く英語に触れたい方にもおすすめである。
ここで最新号(2023年6月号)の見出しをご紹介していおこう。
多聴多読マガジン2023年6月号
- 【特集】ChatGPT, New Bing, DeepL翻訳…無料AIツールを英語力強化に使い倒す
今話題のChatGPTなどAIツールを使いこなすコツが掲載されている。 - 【100万語多読のための快読快聴素材】
- 【日本の物語を英語で読む】
村上春樹『海辺のカフカ』の冒頭部分などを掲載。
- 【100時間シャドーイングのための反復音源素材】
あなたも本誌でたくさんの英語素材に触れてみてはいかがであろうか。
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