英語に親しもう(多読編)

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すでに「多聴多読マガジン 2022年6月号」をご紹介している。その中では、「多聴」パートを扱った。今回は「多読」パートをご紹介する。

「多読」のメリット

「多読」の第一歩は、英文を日本語訳化するクセを治して、「英語を英語の語順のまま」理解する読み方を身につけることである。本誌では「読みやすさレベル」という指標を用いて、初心者向けから少しずつレベルアップしていける読みものが掲載されている。

日本語に訳さずに理解できるレベルを確認できる工夫もなされている。掲載作品には日本語訳がついていない。理解は8割程度で大丈夫としている。そして、コーナーの最後にはセルフチェックシートがついており、どの素材がストレスなく読むことができたか自己測定ができる。

今推したい英訳マンガ

さて、本誌の「特集」のご紹介に移ろう。題して、「今推したい、英訳マンガ10選」である。

学習者向けに日本語の対訳がついた、バイリンガル版コミックと海外向けの英訳版コミックがある。ここでは、アニメ化されて理解もし易いと思われることから、あえて英訳版コミックをご紹介しよう。

「SPY×FAMILY(スパイファミリー)」

筆者のおすすめは、今年の4月からアニメもスタートした、「SPY×FAMILY(スパイファミリー)」である。

Spy x Family, Vol. 1 ペーパーバック

よりよき世界のために・・凄腕スパイ、コードネーム「黄昏」は、名門校潜入のために「家族」をつくることを命じられる。彼が出会った「娘」は心が読める超能力者だった。「妻」はコードネーム「いばら姫」という暗殺者。互いに正体を隠した、かりそめ家族が巻き起こす痛快アクションコメディ。

筆者は、原作漫画も所有している。英訳版の第1巻をそれと比較してみた。英訳版はいわゆるペーパーバックサイズでコミックよりちょっと大きめサイズである。

セリフのひとつひとつから説明描写、擬音、付録に至るまでが丁寧に英訳されている。英訳マンガで思い出すのは擬音のオンパレードで、英訳した意味が不明となった残念な作品もあったのだが、本作に限ってはそんなことはない。原作のすべてを楽しめる内容となっている。

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