基本情報技術者試験対策(43)「擬似言語(04)」

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IT系

while文

while の条件式がの間、while と endwhileの間にある処理を行う繰返し処理である。 同じ処理を何回も繰り返して実行したい場合に使う。条件式が偽の場合、endwhile の次行へと進む。

なお、endwhileの行は必ず「実行せず」のため何も書かない。トレースにおける手間を減らすためである。

while の条件式が真の場合と偽の場合で、実行する行とその説明は、以下の通りである。 このプログラムと流れ図を見比べると、 実行する行がどこなのかを理解しやすいだろう。

11:a ← 4①実行
12: while (a < 5)②実行 「4<5」は真④実行 「5 < 5」は偽
13: a←a + 1③実行実行せず
14: endwhile
15: a を出力する⑥実行 (while の繰返しを抜け次行へ)

→「5」を出力する。

do-while文

doとともに記述されるwhileの条件式がの間, doとwhileの間にある処理を行う繰返し処理である。 まずdoとwhile の間にある処理を実行し、その後に条件式を見極める。 条件式の真偽にかかわらず、一度は必ずdoとwhileの間にある処理を実行する。 条件式が偽の場合、while の次行へと進む。

なお、 doの行は必ず 「実行せず」 のため何も書かない。トレースにおける手間を減らすためである。

21:a ← 3①実行
22: do
23: a←a + 1②実行④実行 
24: while (a < 5)③実行「4<5」は真実行 「5 < 5」は偽
25: a を出力する⑥実行 (doの繰返しを抜け次行へ)

→「5」を出力する。

無限ループ

繰返し処理が永久に繰り返す状態である。 繰返し処理は、通常、何回か繰り返したあと、その繰返し処理を終了し、次の処理へ進むが、 無限ループとなった場合、 処理が次に進まずエラーとなり,プログラムが停止する。

空所に選択肢を当てはめると、 無限ループとなる場合、その選択肢は不正解である。

31: 整数型: i
32: i ← 1
33: while (i > 0)
34:a
35: endwhile

aに「i ← i + 1」 を当てはめると条件式は真であり続けるため、無限ループとなる。

参考)情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者[科目B]第4版 橋本 祐史 (著) 翔泳社

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