新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
基本情報技術者試験とは
「基本情報技術者試験」は、情報処理推進機構(IPA)が実施し、経済産業省が認定する国家試験である。
ITエンジニアとしてキャリアをスタートする方のIT基礎力を問う試験で、「ITエンジニアの登竜門」と言われる。IT系人材として必須の国家資格なのである。
試験概要
実施方式がCBT方式となり、1年間を通して設定される受験日から自分で都合のよい日を選んで受験できる。
※CBT(Computer Based Testing)方式とは、試験会場に設置されたコンピュータを使用して実施する試験である。
試験内容
「基本情報技術者試験」の試験範囲は、IPAのWebサイトに掲載されているシラバスに明記されている。
「科目A」と「科目B」の試験を同じ日に受験して、両方の試験で合格基準を満たすことで、基本情報技術者試験に合格となる。
それでは、「基本情報技術者試験」対策の書籍をご紹介しよう。
本書に限らず、資格試験の対策書は毎年改訂されることがほとんどである。
試験には出題傾向があり、できるだけ最新版を使うことで、アップデートされた内容で無駄のない学習をすることができる。
今回ご紹介するのは、「キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和06年 きたみりゅうじ (著) 技術評論社 以下本書という。」である。
キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和06年
本書の特徴は以下の通りである。
絵解きでわかるキタミ式
Amazonの本書の紹介ページ
きたみりゅうじ氏による情報処理技術者試験本「キタミ式イラストIT塾」の基本情報技術者試験本です。すべての解説をイラストベースで行っているため,とてもわかりやすい解説となっており,出題範囲が広く,また専門的な知識が必要となる基本情報技術者試験にとって,まず大切となる「仕組みや内容を理解しながら,試験の用語や問題、計算に慣れること」ができる書籍となっています。またIT関連の書籍で定評のある金子則彦氏による過去問を抜粋した練習問題と解説も収録しています。
(こんな方におすすめ)
・基本情報技術者試験受験者・現状の試験本では、難しいと考えている人
・まずしくみを理解したうえで情報処理技術者試験の勉強をはじめたいと思っている人
基本情報技術者試験の「科目A」の試験範囲は広い。そのため本書に限らず、対策書は大部になってくる。(本書で816ページ)そして、その大半が、「科目A」の解説に充てられている。
なお、「科目B」は、深い内容が問われる。ポイントは「疑似言語」となる。本書でもその対策はできるものの、できれば、「科目B」専用の対策書で準備をしておきたい。
これから新しいことを始めてみたい方は、年末年始のお休みに本書で「基本情報技術者試験」の勉強を始めてみてはいかがであろうか。
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