気になる一冊「超訳 自省録 エッセンシャル版」

スポンサーリンク
ティータイム

本稿では、ジャンルを問わず、筆者が気になる一冊をご紹介したい。
超訳 自省録 エッセンシャル版 (著)マルクス・アウレリウス、(編訳)佐藤けんいち(Discover 21) 以下本書という」である。

超訳 自省録 エッセンシャル版

超訳 自省録 エッセンシャル版

本書の特徴は以下の通りである。

2000年間読み継がれてきた名著。
シリコンバレーの起業家たちが注目し、マンデラ元南アフリカ大統領、ビル・クリントン元アメリカ大統領など各国のリーダーが愛読してきた『自省録』。哲学者でもあるローマ皇帝マルクス・アウレリウスによる人生訓が「超訳」となって読みやすくなりました。

<「はじめに」より抜粋>
マルクス・アウレリウスは、紀元2世紀に生きた実在のローマ皇帝だ。そして『自省録』は、彼が激務のかたわら就寝前につけていた「瞑想記録ノート」である。彼はまた、古代ギリシアにはじまるストア派最後の哲学者とされている。
~~中略~~
就寝前の瞑想で一日の振り返りを行い、胸中の思いに対して自問自答し、最後に結論として自分を戒め、自分を叱咤激励することばを書く。このプロセスがセルフセラピー(=自己治癒)にもなっていることが、本文を熟読していると理解されることだろう。
おしゃべりであれ、日記に書くのであれ、なんらかの形で内面の思いを吐き出すことはデトックスであり、精神衛生上よいことは言うまでもない。そして自問自答と決意表明の内容を書き終えたあとは安心して就寝し、翌朝に目が覚めたら再び活力に満ちた状態で仕事に専念する。マルクス・アウレリウスもまた、そんな日々を繰り返し送っていた生身の人間であった。
この本は聖人の教えとして読むべきではない。生身の人間であったマルクス・アウレリウスの肉声を聞き取ってほしいと思う。約2000年の時空間を超えて、現代に生きる人間にも響くものがあるはずだ。

エッセンシャル版では、全体で487章ある長短さまざまな文章から、現代に生きる人にとって意味をもつと思われる180章を厳選して翻訳した。意味がよく伝わるように、原文にはない表現を補い、逆に削除している箇所もある。翻訳にあたっては、参考文献にあげた日本語訳と英訳には、たいへんお世話になった。
セレクトした文章にかんしては、可能な限り全文を収録するようにした。すでに見てきたように、『自省録』のスタイルは、結論が先にあるわけではないからだ。そのかわり、原文にはない「小見出し」を内容要約としてつけ、内容別に配列し直している。
できれば、みなさんにも「書くエクササイズ」をやってみてほしいと思う。アウトプットすることによって、自分の思いが整理され沈静化されるだけでなく、再び明日への活力も生み出されることになるだろう。「人生は短く、いつ死ぬかわからない」。だからこそ、過去でも未来でもない、「いま現在」を生きる気持ちが湧いてくるはずだ。それが本書全体を貫くメッセージでもある。

Discover 21の本書の紹介ページ

著者、マルクス・アウレリウスは、紀元2世紀のローマ皇帝である。世界史を学ばれたなら、「五賢帝」のひとりとして記憶されているかもしない。
この「自省録」は、彼が、就寝前につけていた「瞑想記録ノート」である。
そして、彼は、古代ギリシアに始まるストア派最後の哲学者でもある。

長きにわたり読み継がれたこの名著が、読みやすい「エッセンシャル版」で登場である。
どこでも、見開いたページを読んでみよう。きっとあなたに響く文章が見つかるはずである。

また、新年度に進学、就職されるお知り合いにプレゼントされても喜ばれるだろう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました