英語を学ぼう「NHKラジオ英会話」

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NHKラジオ ラジオ英会話 2024年 1月号 英語を学ぼう

英語力をアップするためには近道はないのである。筆者のような一般的な日本人でも、日本語を習得するのに幼少期から今日まで膨大な時間を要している。
ただ、英語に関しては、ほとんどの日本人は、遅くとも中学校から、最近では小学生から、英語教育を受けてきているはずであろう。英語力アップの素地はあるといっても過言ではない。

後は、とにかく毎日コツコツと続けることである。

しかし、日常をほぼ日本語で生活している筆者のような日本人にとっては、この「英語を聞く・話す」ことを、毎日続けることが最大の関門となる。

もし、楽しみながら続けられる良質な教材があれば、英語力アップを一歩進められるのではないだろうか。

そこで、「英語を聞く・話す」ことを、楽しく毎日の習慣とできる講座をご紹介しよう。

NHK ラジオ英会話 (NHK)以下本講座という」である。

本講座の特徴は以下の通りである。

ラジオ英会話

レベル:B1
社会生活での身近な話題について理解し、自分の意思とその理由を簡単に説明できる

中学校までの基本的な英語の学習を終えた高校生や改めて英語を学んで話せるようになりたいと考えている方々に、英語を話すためのポイントをわかりやすくお伝えします。

NHKゴガクのページ

講師の大西泰斗先生は、「総合英語 FACTBOOK これからの英文法(桐原書店)」など数々の英語関連の著作で知られている英語教育の第一人者である。
そして、番組パートナーは、お馴染みの秋乃ろーざさんと、デイビット・エバンスさんが務められている。
エバンスさんと言えば、「一億人の英会話 (東進ブックス 一億人シリーズ) 」を大西先生と共著されており、さらに、本講座のテキストも共同執筆されている。

このお三方のチームワークは、ばっちりで、アットホームな雰囲気のなか番組は進行していく。

男女の英会話でのやり取り「ダイアログ」では、様々なシチュエーションが用意されている。夫婦、親子、友人、会社の同僚から、ロックバンドのメンバー、アンドロイドのカップル、果ては、ビーガンラーメンが好きな宇宙人まで、毎回楽しく学べる工夫がされている。

続く「Grammar and Vocabulary」では、ダイアログに出てくる表現について、文法と語彙の観点から大西先生の解説が聞ける。英文の理解なしに上達は見込めない。文法の理解を最重要とされている先生のお考えには共感できる。

レッスンの核となる「Typical Expressions」では、「会話の原則」や「発言タイプ」を学び、会話に役立つ表現を練習する。ここでは、恥ずかしがらず声に出して練習することが何より大切である。
この練習を毎日続けていくと、その効果が実感できることだろう。

そして、最後の「Typical Expressions in Action」は、解答例は紙などで隠して、レッスンで学んだ表現を参考に、ご自分で考え、そして声に出して言ってみることをおすすめしたい。これを続けることで、瞬間的に英語が口から出るようになってくる。

ちなみに金曜は復習回。月曜から木曜に学んだ内容を振り返る。

放送は、NHKラジオ第2放送のほかFM放送で、そして、パソコン・スマホから「らじる★らじる」で聴くことができる。

筆者のオススメは、「紙版のテキスト」と「ラジオで録音した番組をスマホで聴く」組合せである。
これなら、いつでもどこでも学習できるので、続けることへのハードルが一気に下がる。

そして、「紙版のテキスト」には様々なコンテンツも収録されていて、読み応えも十分である。

ちなみに、筆者は、本講座の録音に、ソニーの「ポータブルラジオレコーダーICZ-R100」を愛用している。現行商品は、「ICZ-R110」となっている。

この商品の特徴は、以下の通りである。

スピーカー再生や充電ができるスピーカークレードルを付属。FM/AMラジオ放送の予約録音ができて持ち歩けるワイドFM対応ポータブルラジオレコーダー

ソニーストアの紹介ページ

月曜日から金曜日まで毎日15分、ラジオ英会話で楽しく学んでみてはいかがだろう。

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