基本情報技術者試験とは
「基本情報技術者試験」は、情報処理推進機構(IPA)が実施し、経済産業省が認定する国家試験である。
ITエンジニアとしてキャリアをスタートする方のIT基礎力を問う試験で、「ITエンジニアの登竜門」と言われる。IT系人材として必須の国家資格である。
試験内容
「基本情報技術者試験」の試験範囲は、IPAのWebサイトに掲載されているシラバスに明記されている。
試験は、「科目A」で、知識を問う小問題と、「科目B」で、技能を問う小問題に分けて行われる。
なお、対象とするプログラミング言語は、「擬似言語」となった。
これまでの試験における、個別プログラミング言語(C,Java,Python,アセンブラ言語、表計算ソフト)による出題は、普遍的、本質的なプログラミング的思考力を問う擬似言語に統一された。
「科目A」と「科目B」の試験を同じ日に受験して、両方の試験で合格基準を満たすことで、基本情報技術者試験に合格となる。
今回ご紹介するのは、「令和07年 基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集 山本 三雄 (著) 技術評論社 」である。
令和07年 基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集
本書の特徴は以下の通りである。
科目A・Bともに万全の対策ができる、定番の過去問題集!
誌面で計4セットの演習ができる、基本情報技術者試験の問題集です。
2024年10月から適用される「シラバス9.0」に対応しており、
科目A・科目Bの両方について万全の対策ができます。
■科目A:新シラバスに対応した、圧倒的量・質の問題と解説
科目A対策の「王道」は、問題に数多くあたって出題のパターンを押さえることです。
そこで本書では、過去の出題分析をもとに、頻出・重要問題を厳選。
さらに、「シラバス9.0」で追加されたキーワードの問題も多数掲載し、丁寧に解説しています。
■科目B:問題の読み方と解き方が身につく、初学者目線の解説
科目Bは「アルゴリズムとプログラミング」の出題が、全体の8割を占めます。
本書では、擬似言語に苦手意識がある方もわかるように、豊富な図解を用いて一つひとつ解説。
また、「情報セキュリティ」分野は、キーワードを押さえた「問題の読み解き方」を紹介しています。
■特典:試験直前まで使い倒せる充実の+α
・過去の問題・解説PDF(新制度試験:2回分/旧制度試験:22回分)
→旧制度試験の「午前」は「科目A」と出題範囲がほぼ同じであるため、現行試験の対策としても未だ有効です。
・問題演習Webアプリ「DEKIDAS-WEB」
→便利な機能を多数搭載したWebアプリ(PC・スマホ対応)で、1600問以上の演習ができます。
・重要・頻出用語集
→300語以上の用語解説を収録。スマホでいつでもどこでも確認できます。Amazonの本書の紹介ページ
「科目A試験」については、旧制度の「午前問題」の過去問を繰り返し解く学習が効果的である。
過去問題は、最低でも4回分は解いていこう。解答を見ないで正解となるまで繰り返し解いていく方法が効果的である。
「科目B試験」ついては、「令和6年度公開問題」にまずは取り組もう。
そして、科目Bの大半を占める疑似言語によるアルゴリズムについては、「練習」が必要であることを胸に刻んでおこう。
プログラムのトレース練習は、必ず、ノート、鉛筆、消しゴム、ラインマーカー(3色)を用意して、面倒がらずに手を動かそう。
大切なのは、トレース結果を理解したうえで、納得することである。
本書で「基本情報技術者試験」の合格に向けて対策を始めてみてはいかがであろうか。
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