Pythonを始めよう(日経ソフトウエア 2022年 11 月号)

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Python

本ブログでは、プログラミング言語として、「C言語」に加えて「Python」を扱っている。

「Python」はとても人気がある。その理由として、覚えやすく、使いやすいシンプルな文法である、豊富なライブラリを備えることなどが挙げられる。特にAIやデータ分析向けのライブラリが充実している。今後も注目すべきプログラミング言語のひとつであろう。

先回は、2022年現在、入手し易いと思われる「Python」のテキストから、「Python[完全]入門 (松浦 健一郎・司 ゆき著、SBクリエイティブ刊 (2021/1/22))」を取り上げた。

じっくりと学ぶには書籍の利用がおすすめである。しかし、情報のアップデートは版が改まるまで待つ必要がある。(一部の情報はネットでも更新される)また、そのネットでは「Python」の情報は数多存在している。最新の情報を簡単に得ることができるだろう。ただし、初心者ならずともどのソースを選ぶべきか迷うこともある。

書籍で学びたいが、その前にPythonとはどのようなプログラミング言語であるのか知りたいとか、とりあえず新しい情報に触れてみたいという方には、雑誌という選択肢があるだろう。

そこで、今回は、「日経ソフトウエア 2022年 11 月号 日経BP社刊 以降本誌という」をご紹介する。

日経ソフトウエア 2022年 11 月号

日経ソフトウエア 2022年 11 月号

本誌は、隔月刊のソフト開発とプログラミングのための実用情報誌である。各種のプログラミング言語を扱っているが、最近は「Python」に力を入れている印象である。参照:本誌バックナンバー

数ある本誌の記事の中から「【特集1】「Anaconda」開発環境構築ガイド 以下本稿という」を取り上げる。なんと、筆者は、先回取り上げた、「Python[完全]入門」の松浦 健一郎氏と司 ゆき氏なのである。

Anacondaとは何か

Pythonをパソコンに導入するには、主に3つの方法がある。

  • Pythonの公式サイトからインストールする
  • Microsoft Storeからインストールする
  • Anacondaを使ってインストールする

このうち、「Microsoft Storeからインストールする」は、先回の「Pythonを始めよう(Python[完全]入門)」で触れている。1番目と2番目はPythonそのものをインストールすることが目的となる。一方、3番目のAnacondaを使うと、Pythonがインストールされるだけでなく、プログラミングをサポートする定番のライブラリやツールが最初からインストールされる。

つまり、Anacondaは、Pythonのプログラムを実行する処理系「CPython」に数々のライブラリやツールを同梱したものである。

本稿では、Anacondaをインストールして、Anacondaのツールとライブラリでプログラムを作るまでを、詳しい説明と図解で、一つ一つ試すことができる。

Pythonの開発環境は数あるが、Anacondaは人気あるソフトウェアのひとつである。本稿で気軽に試してみてはいかがだろう。

その他、本誌では、「【特集3】Pythonでデスクトップアプリを作ろう 後編」や「【特集4】Pythonで学ぶ統計 推測統計編」などPythonの情報が満載である。

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