TOEIC対策(リスニング)

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TOEIC

TOEIC Listening & Reading Testの最新受験情報は公式サイトで確認!

本ブログでは英語を久しぶりに学ぶ社会人を対象に、これまでTOEICの準備編をお送りしてきた。その一つひとつは英語の基礎体力をつくるために実践していただきたいものばかりである。今回は、受験対策についてご紹介しよう。まだ英語の勉強を始めたばかりの方でも、まずは受験することをおすすめする。現状の英語力を測ることが大切である。ご自分で納得できる準備を待っていては貴重な受験機会を逃してしまう。それに、TOEICは一度受けたらそれでおしまいというタイプの試験ではない。継続して受験していただきたい。

最新のTOEIC Listening & Reading Test の日程は必ず公式サイトで確認していただきたい。

TOEIC® L&Rテスト精選模試 リスニング3 

TOEIC Listening & Reading Test(以下TOEIC L&Rテストという)は名前の通り「リスニング」と「リーディング」のパートに分かれている。これまでに本ブログでもご紹介してきた。

今回は、「リスニング」セクションを取り上げる。対策として、まず取り組むべきは、模試である。時間を測って実戦を想定して解いてみよう。本来ならばリスニング(約45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)、合計約2時間で200問を答えるのがベストだが、実際にはそんな時間を取れる方が稀だろう。

そこで、「リスニング」と「リーディング」を分けて解いてみる。平日にリスニングの約45分間を取るのも難しいなら、週末などに取り組んでいただきたい。時間を測ってと申し上げたが、今回ご紹介する模試も含めて、「リスニング」編には必ず音声が付属する。それを最初から流せばちょうど45分間である。途中で止めたり、リピートせずに音声の指示のとおりに解いていこう。

今回ご紹介するのは、「TOEIC® L&Rテスト精選模試 リスニング3」 (ジャパンタイムズ出版)である。「リスニング」セクションの100問が、5セット、すなわち、5回分の模試となっている。この精選模試はシリーズになっており、今回は最新版の3を取り上げた。出題傾向に差はないので、1から順番に取り組むこともできるだろう。

特徴としては、問題が解説の後ろになっており、取り外し可能なこと。問題だけを持ち出して本番さながらの環境で取り組もう。もちろん、解答用紙は付属している。ただし、1回分だけなので、付属しているものは原本として、コピーをして使ってほしい。模試は1回取り組んで、それで終わりでは非常にもったいない。著者が心血注いで作成した問題である。こちらも十二分に活用してこそ、その労苦に報いることができるというものだ。

さらに、解説がとても充実している。すべての設問について、正解を導くための手順と考え方をていねいに説明している。スコアアップに直結する解答戦略と学習ポイントをアドバイスしたコラム「990点講師の目」、「これがエッセンス」がうれしい。そして、すべての設問に「正答率」を掲載している。本番でのスコアも予測できる。

音声は、スマホは専用アプリ「OTO Navi」をインストールして、本書を検索して、ダウンロードして利用できる。パソコンはジャパンタイムズ出版のサイト「BOOK CLUB」にアクセスしてダウンロードして利用できる。CDなどは付属しないが昨今のネットの普及状況をみればこれで十分だろう。筆者などは、逆にCDが付属すると、そこだけ本の厚みが微妙に変化して扱いずらく、すぐに本体から取り出すのだが、収納する場所にはいつも困ってしまう(笑)

精選模試の活用ポイント

細かくスケジュールを立てると挫折しやすい。リスニングセクション100問は、復習の時間も含めて社会人が普通に平日できるレベルではない。時間のある週末に100問通して解いて、平日にその復習がいいだろう。どうしても平日とかに時間がなければ、何度も聞いたPART2などを4問聞いてみるとか、とにかく続ける工夫をしてほしい。

模試は1回解いただけじゃ本当にもったいない

ご自分で納得できるまで何度も音声を聞きこんでみる。そして、解説文を見ながら音読してみる。一度解いた模試を繰り返し解くことで、自分なりの解法を体に染み込ませることができる。

本番試験はとにかく時間が足りないという、かなりのプレッシャーの中で行われる。それを想定して、いかなる状況下でも自分を見失うことなく試験に取り組めるよう準備していただきたい。

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