TOEIC対策(TOEIC L&Rテスト 990点攻略 文法・語彙問題1000)

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TOEIC

TOEIC® Listening & Reading Testとは

TOEIC® Listening & Reading Test(以下TOEICテストという)は、リスニング(約45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)、合計約2時間で200問に答えるマークシート方式の一斉客観テストである。

結果は合格・不合格ではなく、トータル10~990点の「スコア」として表示される。

今回は、「リーディング」セクションのスコアアップを目指し、Part5の文法語彙の対策本をご紹介しよう。

TOEIC L&Rテスト 990点攻略 文法・語彙問題1000 濱崎潤之輔 (著) 旺文社 (以下本書という)」である。

TOEIC L&Rテスト 990点攻略 文法・語彙問題1000 

TOEIC L&Rテスト 990点攻略 文法・語彙問題1000 濱崎潤之輔 (著) 旺文社 

筆者が、TOEICテストを受験するたびに痛感するのは、語彙力と文法の大切さである。順番通りに「リーディング」セクションを解答するとすれば、Part5(短文穴埋め問題)に時間を取られてしまうと、その後のPart7の読解問題で時間が足りなくなってしまう。逆にPart5対策をしっかりしていれば、「リーディング」セクションの時間配分がうまくいって、余裕を持ってPart7が解答できる。

Part5対策こそがTOEIC対策のになると思うのである。そこで、筆者は様々な教材を手に取って検証している。

本書は、TOEICテストを受験し続けて990点を連発する人気講師でもある著者が、掲載すべき問題を精選し、可能な限り分かりやすくて簡潔な解説に努め、本番試験で役立つプラスアルファ情報も詰め込んでいる。

なお、本書は、タイトルにある通り990点を取るための書籍であり、収録問題もハイレベルなものが多いとのこと。ただし、本番試験でいわゆる難問とされるレベルを超えてしまうものは扱っていないとのことである。つまり、「難問~超難問」の集大成になるという。

確かに、一目で正誤が判定できるような問題はない。定番通りなら先ずは設問をみて、どうような出題か(文法か語彙か)を判定して、問題文の空所の前後をあたっていく。本書では、ユニットごとにテーマが決まっており、例えば「品詞問題」とか「動詞問題」とかはわかるので、空所の前後をみてから設問を検討していくこともできる。

本書は、ユニットの最初で、「攻略ポイント」が解説される。例題を解きながら、解法を学ぼう。

問題演習は、見開き構成で、左ページに問題が5問、右ページにその正解と解説というオーソドックスなタイプである。右ページを隠す本書サイズのボール紙を用意しておきたい。

問題タイプ別に8ユニットで、文法問題500問、語彙問題500問、合計1000問を収録している。問題数については必要十分だろう。

解答用紙は、マークシート形式となっており、本番さながらに取り組むことができる。巻末に1ページ200問分掲載されているので、コピーして利用するか、もしくは、音声ダウンロードサイトからもダウンロードできる。

この類の書籍には、内容重視のあまり、解答用紙については読者がご自分で用意してくださいというものがあるなか、嬉しい対応である。

2色刷りになっているが、紫色は問題番号などをマークアップするためであり、実質はモノクロである。解説部分にマーカーペンなどを使うことには賛否はあろうが、ご自分の成長の記録と思えば、使ってみることも有りだろう。

なお、本冊の収録問題をシャッフル掲載した別冊「頂点を極める千本ノック」が付属している。総仕上げもしくは力試しに活用したい。

音声については、英文(収録問題の空所に正解を入れたもの)の音声をスマホの旺文社リスニングアプリ「英語の友」でダウンロードで再生できる。また、パソコンに音声データをダウンロードして聞くこともできる。

AI英語教材「abceed」にも対応しており、無料で音声再生オンラインマークシートの機能が利用できる。この機能で気軽に始められるだろう。(ただし問題自体は歯ごたえあるが・・)

「abceed」はスマホとPCで利用できるAI英語教材である。音声は無料だが、利用には会員登録が必要である。(abceed

本書を使って、この年末年始のお休みに文法と語彙力の強化を図ってはいかがだろうか。

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