(TOEIC対策)英単語を学ぼう「1日1分! TOEIC L&Rテスト 炎の千本ノック! 英単語徹底攻略」

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TOEIC

語彙力は英語の基礎体力をつくる

TOEICの準備に限らず、英単語力(語彙力)は文法の理解とともに英語の習得には欠かせない。ましてやTOEICの準備ならば、見て聞いてその単語の意味がなんとなく分かるレベルでは心もとない。TOEIC頻出の英単語については見ても聞いても、一瞬で理解できるレベルにしておく必要がある。というのもTOEIC試験はタイムマネジメントが重要だ。じっくり時間をかければおそらくは大半は解けるとは思われるが、なにせこの試験は時間が足りない。リスニングテストは100問を45分間、音声に従って、ただ先に進んで問題に取り組んでいく。立ち止まって迷っていては、その問題だけでなく次の問題の解答にも悪い影響が出てしまう。気持ちの切り替えも大切だ。リーディングテストにも同じことが言える。リスニングテストが終わった直後から休みなしで、75分間で100問を解いていく。ここでも迷っている時間などない。速読即解である。でないとリーディングの後半の問題を解く時間がなくて、「塗り絵」と称する作業をする羽目になる。筆者も体験済みだ。

TOEIC L&Rはリスニング(約45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)、合計約2時間で200問に答えるマークシート方式の一斉客観テストです。出題形式は毎回同じで、解答はすべて問題用紙とは別の解答用紙に記入します。テストは英文のみで構成されており、英文和訳・和文英訳といった設問はありません。

TOEIC公式サイトより

文法力とともに語彙力は英語の基礎体力をつくる。いかに大切かおわかりいただけただろうか。

1日1分! TOEIC L&Rテスト 炎の千本ノック! 英単語徹底攻略

語彙力をいかに効率的に高めていくのか。そんな受験生の疑問に答えてくれるのが、今回ご紹介する「1日1分! TOEIC L&Rテスト 炎の千本ノック! 英単語徹底攻略 (中村澄子著)」である。

中村先生は、「炎の千本ノック」シリーズを始め、TOEIC関連の書籍を多数執筆されている経験豊富なカリスマ講師である。他の書籍も機会があればご紹介したいとは思うが今回は、「英単語徹底攻略」である。

この書籍の特徴は、何と言っても著者自らが毎回受験して、頻出の英単語を選んでいることである。その数は1,272語。出題の傾向もしっかりと掴んでいる。TOEIC対策でこれほど心強いことはない。

筆者も受験するなかで、いつも痛感するのは単語力の必要性。特にパート5&6の対策はしっかりしておくべき。リーディング部分はパート7の長文対策をしておけば、パート5&6は常識で解けるというのは過去の話だ。今やTOEICの常識というのは、ビジネス英語に変わってきている。外資系企業に勤務するなど普段からビジネス英語に触れてみえる方はともかく、普通の受験者、特に学生には頼もしい単語集だ。

オーソドックスなレイアウトも高ポイントだ。英単語→日本語の順番には筆者も大賛成。

難易度ごとに分ける編集にも納得。500点に必須の英単語から、600点、730点、800点、900点とレベルアップしていける。

すべての英文はネイティブが吹き込んでいるデータを無料ダウンロードできる。この音声と共に本書を利用するのがおすすめ。

英単語の覚え方に王道なし。信頼できる単語集を使って、とにかく繰り返し確認して単語を覚えていくほかない。ぜひとも本書で英単語力を培ってTOEICの得点アップに役立ててほしい。

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