AWS とは?
Amazon Web Services (AWS) とは、世界で最も包括的で、幅広く採用されているクラウドコンピューティングサービスです。クラウドサービスを利用すると、インターネット経由でコンピューティング、データベース、ストレージ、アプリケーションをはじめとした、さまざまな IT リソースをオンデマンドで利用することができます。AWSでは、そういった 200 を超えるフル機能のサービスを世界中のデータセンターから提供しています。
急成長しているスタートアップ企業、大企業、主要な政府機関など、何百万ものお客様が AWS を使用してコストを削減し、俊敏性を高め、イノベーションを加速させています。
AWSのWebサイト
AWS認定クラウドプラクティショナー(AWS Certified Cloud Practitioner)とは
AWS Certified Cloud Practitioner は、AWS クラウド、サービス、用語の基礎的かつ高度な理解を持っていることを証明します。 これは、IT やクラウドの経験がまったくない個人でクラウドのキャリアに切り替えるか、基礎的なクラウドリテラシーを求めている基幹業務の従業員にとって、AWS 認定ジャーニーの良い出発点となります。
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AWS認定は、幅広い知識が求められる役割別認定と、特定の技術分野の高度な知識が求められる専門知識認定に分かれる。AWS認定クラウドプラクティショナーは、役割別認定の中で最も基礎的な資格である。
試験の概要
AWS認定クラウドプラクティショナーを受験するために、必要な前提資格はない。また、受験生が任意のタイミングで受験できる。
カテゴリ | 基礎 |
試験期間 | 90 分 |
試験の形態 | 65 個の問題 (複数選択または複数応答のいずれか) |
料金 | 100 USD |
対面テストまたはオンラインテスト | Pearson VUE テストセンターまたはオンライン監督付き試験 |
対象言語 | 英語、日本語、韓国語、簡体字中国語、繁体字中国語、バハサ語 (インドネシア語)、スペイン語 (スペイン)、スペイン語 (ラテンアメリカ)、フランス語 (フランス)、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語 (ブラジル) |
要求される技術レベル
試験では、次のタスクについての受験者の能力が検証されます。
AWSのWebサイト「AWS Certified Cloud Practitioner (CLF-C02) 試験ガイド」
- AWS クラウドの価値を説明する。
- AWS の責任共有モデルを理解し、説明する。
- セキュリティのベストプラクティスを理解する。
- AWS クラウドのコスト、エコノミクス、請求方法を理解する。
- コンピューティングサービス、ネットワークサービス、データベースサービス、ストレージサービスなど、AWS の主要なサービスを説明し、位置付ける。
- 一般的なユースケース向けの AWS のサービスを特定する。
出願分野とその比率
本試験のコンテンツドメインと重み設定は以下のとおりです。
AWSのWebサイト「AWS Certified Cloud Practitioner (CLF-C02) 試験ガイド」
- 第 1 分野: クラウドのコンセプト (採点対象コンテンツの 24%)
- 第 2 分野: セキュリティとコンプライアンス (採点対象コンテンツの 30%)
- 第 3 分野: クラウドテクノロジーとサービス (採点対象コンテンツの 34%)
- 第 4 分野: 請求、料金、およびサポート (採点対象コンテンツの 12%)
今回は、AWS認定クラウドプラクティショナーの受験対策書籍を読む前の下準備として、パブリッククラウドやAWSの基礎を学べる書籍をご紹介しよう。
「1週間でAWS認定資格の基礎が学べる本 株式会社NTTデータ 鮒田文平 ほか著 (インプレス)以下本書という」である。
1週間でAWS認定資格の基礎が学べる本
本書の特徴は以下の通りである。
■資格取得を視野に入れた基礎学習ができる!
Amazonの本書の紹介ページ
今もっとも人気の高いIT関連資格の一つであるAWS認定資格。しかし、エントリーレベルの「AWS認定クラウドプラクティショナー」でも、専門用語が多く、クラウド初心者には敷居の高い資格です。本書は、クラウド初心者の方が資格取得を視野に入れた、クラウドとAWSの基礎を学習するための入門書です。事前に本書で基礎固めを行うことで、試験対策をスムーズに進めることができます。
■1週間で学習できる!
「1日目」「2日目」のように1日ずつ学習を進め、1週間で1冊を終えられる構成になっているので、計画的に学習を進められます。
■ITサービスの構築を疑似体験できる!
1つひとつのAWSサービスについては理解できても、なかなか全体像をつかむのは難しいのではないでしょうか。本書は、全体を通して実際にITサービスを構築する流れを疑似体験できる構成になっています。いま学習している内容がITサービスのどの部分に当たるのかを理解しながら学習することで、試験対策にも!実務にも!役立つ知識が身に付きます。
本書で、クラウドの基本を学んで、「AWS認定クラウドプラクティショナー」を取得する準備を始めてみてはいかがであろうか。
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