基本情報技術者試験とは
「基本情報技術者試験」は、情報処理推進機構(IPA)が実施し、経済産業省が認定する国家試験である。
ITエンジニアとしてキャリアをスタートする方のIT基礎力を問う試験で、「ITエンジニアの登竜門」と言われる。IT系人材として必須の国家資格なのである。
試験概要
実施方式がCBT方式となり、1年間を通して設定される受験日から自分で都合のよい日を選んで受験できる。
※CBT(Computer Based Testing)方式とは、試験会場に設置されたコンピュータを使用して実施する試験である。
試験内容
「基本情報技術者試験」の試験範囲は、IPAのWebサイトに掲載されているシラバスに明記されている。
試験は、「科目A」で、知識を問う小問題と、「科目B」で、技能を問う小問題に分けて行われる。
「科目A」と「科目B」の試験を同じ日に受験して、両方の試験で合格基準を満たすことで、基本情報技術者試験に合格となる。
それでは、「基本情報技術者試験」対策の書籍をご紹介しよう。
本書に限らず、資格試験の対策書は毎年改訂されることがほとんどである。
試験には出題傾向があり、できるだけ最新版を使うことで、アップデートされた内容で無駄のない学習をすることができる。
今回ご紹介するのは、「令和06年 基本情報技術者 合格教本 角谷 一成(著)、 イエローテールコンピュータ (編著)技術評論社」である。
令和06年 基本情報技術者 合格教本
本書の特徴は以下の通りである。
試験対策に最適。過去問題演習ができるスマホ&Webアプリ付き
Amazonんp本書の紹介ページ
ご好評いただいている基本情報技術者試験の定番テキストの改訂版です。最新のシラバスVer.8.1(2023年8月1日発表)を圧倒的に網羅した内容で、試験範囲を体系的にしっかりと理解し合格を目指します。図解を豊富に使ったわかりやすい解説で学習を進め,随所に掲載された過去問からの例題や出題分析、そして章末問題でしっかりと知識を定着させて理解を深めることができます。体系立てた学習ができるため、独習にはもちろん、授業で使用するテキストとしても最適です。これから上位試験受験を目指す方の知識の土台づくりにもばっちりです。今年度版では、付録として科目B対策となる擬似言語の攻略もまとめてあります。
また、読者特典として、スマホやPCから利用できる「問題演習Webアプリ」を提供。平成22年春期~令和元年秋期までの20回分の午前過去問題(科目A問題に該当)および、科目A・科目Bの公開サンプル問題を収録し、いつでもどこでも問題演習が行えます。間違えた問題のみを出題したり分野を選択して出題したりできるため、苦手分野を集中的に演習できます。自己採点機能により得意/不得意分野がひと目でわかり、苦手克服や直前対策に役立ちます。
(こんな方におすすめ)
・出題範囲を体系的にきちんと理解しながら学習したい受験者
基本情報技術者試験の「科目A」の試験範囲は広い。そのため本書に限らず、対策書は大部になっている。(本書で592ページ)そして、その大半が、「科目A」の解説に充てられている。
なお、「科目B」は、深い内容が問われる。ポイントは「疑似言語」となる。本書でもその対策はできるものの、できれば、「科目B」専用の対策書で準備をしておきたい。
これから新しいことを始めてみたい方は、年始のお休みに本書で「基本情報技術者試験」の勉強を始めてみてはいかがであろうか。
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