良書との出会いは、時にはその人の生き方を変えるきっかけにもなる。
たくさんの良書と出会えばそれだけ人生は豊かになるだろう。
英語を学ぶことも同じである。そして、この一冊と決めたら、著者を信じて繰り返すこと。ただし、その一冊は、個々によって様々であろう。そこで、筆者は、みなさまのその一冊を選ぶお手伝いができればと、微力ながらTOEICテスト対策書をはじめとする英語に関する書籍をご紹介している。
今回ご紹介するのは、「Hummer流 英語勉強法 濵﨑潤之輔著 かんき出版 以下本書という」である。
Hummer流 英語勉強法
著者は、TOEIC満点講師の濵﨑潤之輔先生である。先生のご活躍についてはここであらためて説明するまでもないが、本書は、先生のこれまでの英語学習の経験から得られた今すぐ実践したい貴重なお話ばかりである。
本書の特徴
なお、本書の特徴は以下の通りである。出版元のかんき出版のウエブサイトから引用しておく。
サイズは、B6サイズ。A6サイズ(文庫本)よりひとまわり大きいサイズである。
ページ数は、207ページ。
筆者は早速入手して手元に置いて、何度も読み返している。
英語ド素人・留学未経験からTOEIC L&Rテスト満点80回超!
80万人の英語力を変えたプロ英語講師Hummer先生が、試行錯誤の末にたどりついた英語勉強法をお伝えします。□「勉強貯金」で挫折しないサイクルをつくる
□「学習時間の長さ」よりも大切なこと
□「少しだけ背伸びをすれば届く」教材を選ぶ
□試験をベストな状態でむかえるためのコツこれからチャレンジする人も、伸び悩んでいる人も、頂上をめざしたい人も、みんなに役立つ情報が満載!
かんき出版の本書の紹介ページ
あなたの「やってみたい」を全力で応援します。
本書には、濵﨑先生の「一人でも多くの英語をなんとか習得したい人がその目標を達成できるように」という思いがつまっている。
筆者が特に共感していたことは、「基本の大切さ」と「繰り返しの大切さ」である。
そして、「単語力」と「文法力」の大切さである。
リスニングを例にとると、TOEIC® Listening & Reading Test(TOEICテスト)などは、プロが発音するので音は比較的聞き取りやすい。
しかし、CNNなど生のニュースや洋画などはかなり聞き取りにくい。なぜなのか・・
筆者がたどり着いた一つの答えが、「聞こえないのではなく、そもそも発音されていない音がある」こと。当たり前だと思われる方もみえるだろう。
実は、これは英語のテキストからの受け売りなのだか、最近このことを強く意識するようになったのである。
では、どうやって相手が言わんとすることが理解できるのか・・
その答えが「単語力」と「文法力」なのである。相手が話す穴あきだらけの会話に「単語力」と「文法力」で言葉をあてはめていくというイメージだろうか・・
もっとも実際には頭の中でかなりの高速処理が必要となるのだが・・
このように筆者にような英語が母国語ではない人が、英語を習得するにはかなりの努力が必要である。
しかし、まずは、英語をやろうとする気持ちが大切だと濵﨑先生は説かれている。
そして、勉強方法のアドバイスなど全力でサポートしていただいている。
学習を進めていくと、時には行き詰まってしまうこともあるだろう。
そんなとき、本書を開けば、濵﨑先生の力強い言葉に励まされることだろう。
あなたも本書でご自分の英語学習の方法を再点検してみてはいかがだろうか。
コメント