英語を学ぼう!「多聴多読マガジン2024年2月号」

スポンサーリンク
多聴多読マガジン2024年2月号 英語を学ぼう

筆者が愛読している「多聴多読マガジン」の2024年2月号(以下本誌という)が発売されたのでご紹介しよう。

多聴多読マガジンとは

「多聴・多読」という考え方

本誌では「多読」と「多聴」を英語学習の基本と考えています。多読とは文字通り「たくさん読むこと」で、多聴は「たくさん聞くこと」です。

では、「多読」と「多聴」をすれば、英語が話せるようになるのかというと、残念ながらそうではありません。英語を話すためには、英語を「たくさん話す」というアウトプットの訓練が必要になります。

しかし、英語をアウトプットするためには、たくさんの「インプット」が不可欠です。植物が花を咲かせるために根から水をたくさん吸収するように、まずは、たくさんの英語をインプットすることが大切です。

そこで、本誌では「たくさん読む」あるいは「たくさん聞く」ための良質な素材を提供することをひとつの方針として掲げています。

多聴多読マガジン2024年2月号」

本誌には英語に親しむための、様々なコンテンツが用意されている。
そして、サイズも、A5サイズと、持ち運びに大変便利である。
ちょっと厚めの用紙が採用されているので、多少のことなら本誌がカバンの中で型崩れもないだろう。
電子版もあるのだが、筆者のおすすめは、本誌と、スマホでストリーミング再生する音声である。これで、どこでも気軽に英語の学習を始められる。

なお、本誌の内容は以下の通りである。

【特集1】
国王から一般人まで9人の声で比べてつかむ
What’s RP? まねしたくなる!
イギリス上流階級の本格英語 (小川直樹)
UK式標準語RPの昔・今・これから
イギリス英語といえばRP。でもReceived Pronunciation「容認された発音」とは何なのでしょうか。ラジオ放送が始まったことで一般人も耳にするようになったRPの歴史を振り返りつつ、時代や世代に合わせて変わってきている実体に迫ります。
[国王編] チャールズ3世、ジョージ6世
[首相編] マーガレット・サッチャー、トニー・ブレア、リシ・スナク
[現代英語編] キャサリン妃、ベネディクト・カンバーバッチ、エマ・ワトソン
[番外編] スコット・ウィリアムズ

【特集2】
AIフル活用! 英語日記を楽しく習慣化
 (谷口恵子)
いまやAIが英文を添削し、アドバイスしてくれる時代。英文日記は自分のことを英語で話す練習となります。各種AIツールの特徴を利用して、英文日記を続けるコツをアドバイスします。

【100万語多読のための快読快聴素材】
1. The Bird and the Glass (嘴の短い鳥はコップの水を飲めるのか)
2. Class Six and the Very Big Rabbit (先生が手品でウサギに変身してしまった)
3. The Egyptian Souvenir (エジプト旅行のお土産にまつわる謎)
4. How to Say No to Your Phone (スマホ依存にならないための方法)

【日本の物語を英語で読む】
1. 紫式部『源氏物語』の英文コミック Lady Murasaki’s Tale of Genji
2. 小泉八雲の足跡を辿る『鳥取のふとんの話』The Little Brothers

【100時間シャドーイングのための反復音源素材】
1. 好きを伝える! 1分間推し英語「新宿」「神楽坂」(藤代あゆみ)
2. ウクライナのゼレンスキー大統領が国連総会で演説したこと
3. ベネディクト・カンバーバッチがハリウッド殿堂入り。星形プレートを獲得した授賞式のスピーチ

[連載]
・ももと天空 コマ割り劇場 No.6
・SDGs英語発信トレーニング「SDGs取り組みのデータとレビュー」(監修: 田中茂範)
・TOEIC(R)L&Rテスト Part3&4 速聴トレーニング(早川幸治)
・キーワードで見るニュースの裏側「理不尽さが覆うイスラエルとパレスチナの戦い」(沢田 博)
・対決の海外ドラマ『ザ・ボーイズ』vs『ジェン・ブイ』(池田 敏)
・多読のための読書ガイド(古川昭夫/黛道子/河出真美/石黒恵介/伊藤晶子/柴田里実)

Amazonの本書の紹介ページ

本誌の使い方は様々である。「特集」にじっくりと取り組むのもいいだろう。「快読快聴フィットネス」で「英語多読」を体験するのもいいだろう。

快読快聴フィットネスの使い方

  • 「たくさん読む」ためのコンテンツ
    「英語多読」を体験できるコーナー。英語学習用のリーダーを中心に、比較的レベルのやさしい素材が4,5点紹介されている。
  • 日本語に訳さず理解できるのはどのレベル?
    掲載作品には日本語訳はない。日本語に訳さず「英語を英語の語順のまま」理解し、読んでみよう。
  • 8割程度の理解で大丈夫
    ところどころわからなくても、話の流れが理解できればよしとしよう。
  • 理解度を自己測定してみよう
    コーナーの最後には、セルフチェックシートが付属している。

多聴多読マガジン2024年2月号」より

英語は、とにかく毎日少しずつでも続けることが大切である。
本書を活用して楽しみながら英語力の向上を図ってみてはいかがだろう。

多聴多読マガジン2024年2月号
↑Amazonで購入できます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました