TOEIC対策(公式TOEIC Listening & Reading Part 7 速読演習)

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TOEIC

TOEIC® Listening & Reading Testとは

TOEIC® Listening & Reading Test(以下TOEICテストという)は、リスニング(約45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)、合計約2時間で200問に答えるマークシート方式の一斉客観テストである。(参考)公式TOEIC Program (TOEIC® Listening & Reading Test)

TOEICテスト対策として、今回は、「公式TOEIC Listening & Reading Part 7 速読演習(以下本書という)」をご紹介しよう。

「公式」でPart 7を全て解く

公式TOEIC Listening & Reading Part 7 速読演習

「最後まで解き終わらない」悩みを本書で解決しよう。 TOEICテストの読解問題であるPart 7を全問解き切るための速読スキルを身に付けることを目的にした教材である。

本書は、3部構成になっている。1章で速読の基礎を学び、2章で文書タイプ別に速読の練習をして、3章で本番形式テスト(全54問)に取り組み受験の準備をする。

音声については、スマートフォンやPCにダウンロードして利用ができるサービスがある。(abceed)音声は無料であるが、abceedの会員登録は必要である。

ダウンロードした音声は繰り返し聞いて、文書を読む際のスピード感と立ち止まらずに英文を理解していく感覚をつかもう。

速読のポイントとして、意味のかたまりごとの理解とイメージ化が挙げられる。

そのためのヒントとして、本書では次のような説明がなされている。

ネイティブスピーカーと同様に、学習者も英文を理解する際は頭の中で(声には出さずに)文字を音声化しています。・・・

よって、英文理解のスピードを上げるには、まず頭の中で音声化するスピードを上げる必要があります。そのためには、音読練習によって文字から音への変換を高速化、自動化したり、一度に音声化する単位を1単語から数語のかたまりへと広げることが効果的です。

公式TOEIC Listening & Reading Part 7 速読演習

すなわち、音読練習も効果的である。

書掲載の文書と問題はすべて過去の実際のテストに出題されたものを使用している

「本書」を使う意義は、やはり、この「本物の問題に触れること」であろう。ご存知とは思うが、受験したテスト問題は、書き込みができないことはもちろんすべて回収される。したがって、本書を徹底的に研究することは、受験準備として最も効率的であると言える。

ただ、本書だけで、「Part 7を全問解き切るため」の準備ができるかと言えば賛否分かれるだろう。それは、「リーディングセクション」全体のタイムマネジメントに関わってくるからである。例えば、順番通り、Part5と6を解き終えてからPart7に取り組むなら、Part5と6での解答時間が、Part7の解答時間に影響を及ぼすことは言うまでもない。本書でPart7の速読力を上げるとともに、Part5と6の文法・語彙にも十分な対策をすべきであろう。

なお、本書には、公式問題から選んだ、Part 7を読むために役立つフレーズを別冊付録Part 7 厳選フレーズ 200」として付属する。外出先などで、すき間時間の学習に活用できる。

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