TOEIC対策(TOEIC L&R TEST パート3・4特急 実力養成ドリル )

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TOEIC

TOEIC® Listening & Reading Test(以下TOEIC L&R TESTという)は、リーディングセクションで開始される。Part1と2と進み、次がPart3と4となる。内訳は以下の通りである。

Part3会話問題 39問
2人または3人の人物による会話が1度だけ放送される。印刷はされていない。会話を聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。会話の中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。 各会話には設問が3問ずつある。
Part4説明文問題 30問
アナウンスやナレーションのようなミニトークが1度だけ放送される。印刷はされていない。各トークを聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。トークの中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。各トークには質問が3問ずつある。
TOEIC公式サイトより引用

TOEIC L&R TEST パート3・4特急 実力養成ドリル

とにかく問題形式に慣れることだろう。そこで、ご紹介するのが、「TOEIC L&R TEST パート3・4特急 実力養成ドリル(朝日新聞出版)」(以下本書という)。本書は、新書版サイズで、TOEICテスト受験生にはお馴染みの「TOEIC TEST 特急シリーズ」の一冊である。

構成は、第1部がPart3の20セット×3問で60問。第2部がPart4の20セット×3問で60問。第3部として、Part3と4の問題(新形式対応)で、11セット×3問で33問。

本書のトレーニングメニューは、1ページ目で会話・トークを聞いて3問解答する。2ページ目が問題文のスクリプトになるが、ここは穴埋めディクテーションになっている。再度音声を聞いて書き取る。3ページ目でスクリプトの語注を確認して、穴埋めディクテーションの答え合わせをする。4ページ目から「解答・解説」が続き、最後にスクリプトの訳が掲載される。

さて、「穴埋めディクテーション」が本書の特徴となっている。ただ、筆者としては、このページレイアウトがどうにも使いにくい印象。2ページ目には「解答・解説」があると、今解いた問題の正解をすぐに確認できるのである。穴埋めディクテーションはその後の配置でもよいのではないか(取り組みはオプションで)。リスニング力と語彙力を同時に伸ばすのが狙いという発想は素晴らしいが、新書版サイズにあまり機能を詰め込み過ぎると使いにくくなってしまう。問題の質・量はともによいと思われる。それだけに問題はリズムよく取り組みたい。

なお、音声はスマホの無料アプリのabceed(エービーシード) もしくはPCのダウンロード(朝日新聞出版のサイト)で聞くことができる。

「abceed」はスマホとPCで利用できるAI英語教材である。利用には会員登録が必要である。特徴としては、「自動採点マークシート機能」を無料で利用できることだ。この機能を起動すると、画面にマークシートが出てくる。下側には音声再生用のボタンがあるので、再生して、音声の指示によりマークシートをチェックしていく。

abceed(エービーシード) 

朝日新聞出版(TOEIC® TEST 特急 シリーズ)

TOEIC L&Rテスト受験の申込をしよう

詳しくはこちら(TOEICテストの公式サイトへのリンク)

現在の英語力を測ることができるので、勉強している方はぜひ受験を検討していただきたい。また、受験をきっかけにしてもう一度英語の勉強を始めることも無駄にはならない。将来の進路や仕事に役立つことは間違いない。

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