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C言語

プログラミングの手順

前回では、WindowsパソコンにCプログラミングに必要な環境のインストールを行った。いよいよCプログラミングに挑戦である。プログラミングの手順は次のとおりだ。

  1. プログラムの入力(コーディング)
  2. コンパイル(gcc)
  3. 実行

はじめてのプログラムを動かすまで

エクスプローラーを操作して、適当な場所にC言語プログラミング用のフォルダを作成しておく。ここでは、Cドライブの直下に「c-lang」フォルダを作成する。

スタートメニューまたはデスクトップのショートカットから、VSCodeを起動する。この際、下図のように左下に「WSL:Ubuntu-20.04」と表示されていることを確認しよう。Cのプログラムのコンパイルには様々なファイルが必要なことは先に述べた。それらのファイルはWSL上で動いているUbuntu-20.04に格納されている。Windows上には無いので、エラーメッセージが出てコンパイルできない。そのためここの表示は必ず確認してほしい。

この表示が、下図のように無ければ、

その緑色の箇所をクリックすると、下図のように、メニューがポップアップしてくる。ここで、「新しいWSLウインドウ」をクリックすると、別のウインドウが起動して、左下表示が、「WSL:Ubuntu-20.04」に変わる。

メニューバーから「ファイル」→「フォルダーを開く」を順に選択する。そして、下図のように入力ボックス内を「BS」キーで削除してから、/mnt/c/c-lang/ と入力して、先ほど作っておいた「c-lang」フォルダを指定する。

この際、下図のように「このフォルダー内のファイルの作成者を信頼しますか?」というメッセージがポップアップされたら、このフォルダを作ったのが自分であることを確認して、「はい、作成者を信頼します」を選択する。

「開いているエディター」の下、フォルダ名の右のアイコン、「新しいファイル」を選択して、

ファイル名を「hello.c」として保存する。

さっそく右側の編集画面に以下のコードを入力してみよう。

はじめてのプログラムコード

#include <stdio.h>
int main(void)
{
  printf("Hello,World\n");
  return 0;
}

ファイルを保存してから、下図のように「gcc hello.c」とコンパイルする。

エラーの表示が出なければ、「./a.out」と入力して、「 ⏎」キーを押すとプログラムが実行されて、「Hello,World」と表示される。

user@LAVIE:/mnt/c/c-lang$ gcc hello.c 
user@LAVIE:/mnt/c/c-lang$ ./a.out 
Hello,World
user@LAVIE:/mnt/c/c-lang$ 

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